
今度は心にひっかかる!? 自動販売機で当たる〝フチ子〟キャンペーンがアツい!
1975年の発売以来、ビジネスパーソンに憩いの時間をもたらしてきた、日本コカ・コーラの看板ブランド『ジョージア』。
いわずと知られた、この缶コーヒーのNo.1ブランドが、2019年1月21日よりキャンペーンを実施していることをご存じだろうか?
その名も〝ジョージアのフチに舞い降りた天使「平成のフチ子」が当たる!キャンペーン〟。
ここでいう「フチ子」とは、奇譚クラブが展開しているカプセルトイシリーズ『コップのフチ子』のこと。ストラップでもなく、マグネットでもない。
コップなどのフチにひっかけて遊ぶことから〝新感覚シチュエーションフィギュア〟と呼ばれる人気玩具だ。
この『コップのフチ子』を、平成の出来事や流行をテーマにアレンジしたのが、本キャンペーン限定デザインの「平成のフチ子」。
「ジョージアのフチに舞い降りた天使 平成のフチ子当たる!」のポスターが貼ってある自販機で缶コーヒーの『ジョージア』を購入し、半透明のキャップ付きの『ジョージア』が出たら当選の証だ。
キャップの中で、オリジナルデザインの「フチ子」が、アナタの開封を心待ちにしている。
平成をふり返りながら、気になるフィギュアをひとつずつ見ていこう。
『年号のフチ子 ~平成元年~』は、1989年1月7日に行なわれた新年号発表の記者会見の象徴的な場面を再現したデザイン。
当時、「平成おじさん」こと故・小渕恵三 元首相(当時は官房長官)は喪服を着ていたと記憶しているが、グレースーツにソリッドなブラックタイを選んだこのフチ子はジェームズ・ボンド風。
『ケータイのフチ子 ~平成元年頃~』は、TZ-802型と思わしき大きな携帯電話を片手に、こうもり状態でぶら下がったデザイン。
身にまとった真っ赤なスーツは、当時女性たちの間で1大トレンドを巻き起こしたであろうイカカラーのもの。重力に合わせ、襟を少しだけ浮かせた造形に芸の細かさを感じる。
『バブルのフチ子 ~平成3年頃~』は、ディスコ調。体にぴったりとフィットしたボディーコンシャスなタイトドレスに、〝ジュリ扇〟の愛称でおなじみの扇子を仰ぐ。
その佇まいは、さながらフチ子師匠といった趣き。
『コギャルのフチ子 ~平成6年頃~』は、ガングロ茶髪。ソックタッチの流行がちょうどこの頃だと記憶しているが、このフチ子のソックスがしっかりと膝下まで上がっている点に思わずニンマリする。
ちなみに、厚底ブーツのアムラーが登場したのは、平成7年頃から。
1996年に契約台数がピークとなったポケベルになぞらえたと思われる『ポケベルのフチ子 ~平成8年頃~』は、こんな感じ。
フチ子がどうして黄色のスーツを着ているのかはわからないが、文字盤の文字の羅列はポケベルコード。「オシゴトフアイト」と読む。
『がんばってコートのフチ子 ~平成8年~』のイメージは飯島直子だろう。バブル経済の崩壊で、大規模な景気後退に陥った当時、『ジョージア』が「やすらぎキャンペーン」のCMキャラクターとして起用したのが、飯島直子だった。
このフチ子のポイントは、1996年当時4400万口の応募があったといわれるキャンペーン懸賞商品のコート。「すりっすりっにご注意ください」のセリフが印象深い、『がんばってコート』を羽織ったデザインだ。
『おもてなしのフチ子 ~平成25年頃~』は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで催されたIOC総会のひと幕を再現。
東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会のプレゼンテーションで話題になった、「お・も・て・な・し」のスピーチをイメージしたもの。
合計75万名にその場で当たる、「平成のフチ子」のラインアップは全7種類。『ジョージア』片手に、どっぷりと平成の思い出にひたってみては?
「平成のフチ子」キャンペーンの概要まとめ
自販機限定 ジョージアのフチに舞い降りた天使「平成のフチ子」が当たる!キャンペーン
期間/2019年1月21日(月)~(なくなり次第終了)
対象商品/対象の自販機で購入した『ジョージア』主要の缶製品
URL/https://www.georgia.jp/campaign/luckycap_fuchiko/
原稿/渡辺和博