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豆まきって何でするの?と子供に聞かれた時の正しい答え方

2019.02.03

恵方巻はどうする?

節分といえば、恵方巻。恵方のほうを向いてかぶりつく家庭もあるだろう。この風習についても、子に意味を教えるときのポイントを矢野さんに教えてもらった。

「恵方巻の『恵方』は陰陽道でその年の干支によって定められた最も良い方角のことで、その方角に歳徳神(としとくじん)がいるといわれます。無言で願いごとをしながら恵方を向いて、1本を丸かじりするのが習わしです。一本丸かじりするのは『縁を断ち切らない』ようにという想いが込められているといわれています。

関西で行われていた風習をイベントとして取り上げて日本全国に広まったようですが、背景はさておき、子どもの成長につなげる機会にするとよいと思います」

そこで、恵方巻についても、「なんでするの?」と子に聞かれたときのおすすめの答え方を教えてもらった。

『恵方巻きの恵方というのは、その年の最もよい方向のことなんだ。今年はこちらを向いて皆で願いごとをして、食べよう。食べている間、話はしないように。』

『では、○○ちゃん/くんはどんな願い事をする?』など、食べる前に子どもと願い事について話してみる。そして『素敵な願いごとね。その願い事が叶うように、お父さんお母さんも応援するわ。』と、子どもの目標に向けた取り組みの計画を立ててもよい。

また、矢野さんは、恵方巻を子と一緒に作るのも勧める。

「一緒に料理を作ることで、子どもは卵の割り方などを知ることができます。また海苔巻を作るときに使う巻き簾(す)は日本発祥で発展した調理道具ですので、それをきっかけに日本の食文化について調べるのもよいですね。最近ではハロウィンなど海外の季節行事が日本に広がってきていますから、海外の季節行事を調べてみることで、さまざまな国の文化などの知識を広げることもできます」

節分の一日を子の成長につなげるポイント

節分の日を子の成長につなげる際には、ポイントがあると言う。

「子どもと季節行事を取り組む上で大事にしてほしいことは、『こうやらなければならない』という“しきたり”を教えるというよりは、その行事が生まれた背景を理解しながら、各家庭で取り入れられる範囲で実践し、季節行事を子どもの成長や興味関心を広げる機会にすることです。

幼児であれば、大豆を数えたり、食べる大豆の数の違いを考えたりすることで、数量の理解を深めることができます。鬼のお面を作ることはよく行うと思いますが、豆まきをしたら、その豆まきを家族みんなでした様子を絵に描いてみるのも良いでしょう。また、理科の観点から言えば、大豆は枝豆が成長したものであると教えたり、育ち方の確認をしたりできますし、道徳の観点からは、『心の鬼を追い出す』という話から、倫理観に話を広げるといったこともできます」

節分の豆まきや恵方巻を家庭で行う際には、さまざまな教育が可能になる。行事を楽しみつつも、子の成長につなげられれば、季節行事ひとつひとつも実のあるものになりそうだ。

【取材協力】

スイング幼児教室 矢野文彦さん
スイング幼児教室は、難関私立小学校受験を専門にした幼児教室。チャレンジする姿勢を大事にし、ご家庭と共にお子様を小学校受験まできめ細かくサポートしている。2019年度は慶應義塾幼稚舎と慶應義塾横浜初等部へ合計64名の合格者を送り出している。
https://www.swing-youjikyousitu.com/

取材・文/石原亜香利

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