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話題のインフルエンザ新薬「ゾフルーザ」ってどんな薬?

2019.02.01

現在、大流行中のインフルエンザ。罹患してしまうと咳、喉の痛み、発熱などの症状に悩まされるだけでなく、1週間は自宅療養が余儀なくされるため、仕事熱心なビジネスパーソンにとってこの時期、天敵といっていいほど厄介な存在だ。

インフルエンザは冬季を中心に流行し、国内での年間推計患者数は1,000万人程度と言われている。今年も厚生労働省によると、13日までの1週間に全国で推計約163万人の患者が医療機関を受診したというから、明日は我が身だ。

そんな猛威を振るうインフルエンザに対抗すべく、ここにきて従来のインフルエンザ薬に加えて、予防のためのワクチンと治療薬で独自性の高い『インフルエンザ新薬』が登場してきており、注目を集めている。

『インフルエンザ新薬』の発売と開発が進む

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染して起こる急性の呼吸器感染症。人に流行を起こすのはA型とB型だ。国内で毎年冬季を中心に流行し、年間の推計患者数は1,000万人程度と言われている。

インフルエンザ対策には、ワクチンの接種による予防と発症後の治療薬の使用が必要だ。ここにきてワクチンと治療薬で独自性の高い『インフルエンザ新薬』の発売や開発が進み始めており、注目されている。

「ゾフルーザ」は1回飲むだけの経口治療薬

塩野義製薬は昨年3月に『インフルエンザ新薬』である「ゾフルーザ」を発売した。競合薬と異なり細胞内でウイルスの増殖を防ぐ仕組みのため効果が早く表れて長く続き、1回の服用で治療できる。

1日2回、5日間服用が必要な競合薬に比べて1回の服用ですむため、患者の負担が軽くなり、飲み忘れも防ぎやすいというメリットがある。市場規模が最大の米国で昨年10月に承認を得たことで、年間売上高1,000億円以上の大型新薬となる期待も出てきた。

また、田辺三菱製薬では、インフルエンザワクチンをタバコの葉を使って、世界最速の1カ月で製造する技術を開発。

早ければ2018年度内に、まず米国で承認申請する見込みだ。ワクチンを作るには一般的には鶏卵を使い6カ月以上が必要なため、政府が非常用ワクチンを備蓄している。ワクチンが短期間で量産できる体制が整えば、国がワクチンを備蓄する必要性は大きく低下するのは間違いない。

今後も独自性の高い『インフルエンザ新薬』が注目される

『インフルエンザ新薬』である「ゾフルーザ」は自主開発を重視する塩野義製薬が約10年かけて開発した自社開発品だ。田辺三菱製薬のワクチンは長らく続いた製造方法をかえ技術革新を起こす可能性がある。今後も独自性の高い『インフルエンザ新薬』への取り組みに注目していきたいところだ。

出典元:三井住友アセットマネジメント株式会社

構成/こじへい

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