
ロボット同士がFPSのように戦える新製品
あたかも現実世界でFPSをプレイするように、ロボットを戦わせるというコンセプトの製品が日本に上陸し、話題を呼んでいる。その名は「GEIO(ジオ)」という。
2018年12月下旬より国内で販売されている「GEIO」の外観は、脚が4本あり、腕の代わりにガトリングガンを装備した、甲殻類を思わせるロボット。各脚にはオムニホイールが装着されて全方向に移動でき、ガトリングガンにはレーザー発射装置が備わっている。胴体下部にバッテリーが外付けされ、USBケーブルでフルに充電すれば約40分駆動できる。全幅・全高は各20cm弱で、意外とコンパクト。自重は約900gで、片手で持ち運べる。
「GEIO」のもっともベーシックな遊び方は、2人対戦。2台の「GEIO」を用意し、各人が1台の「GEIO」を操作して、敵「GEIO」を撃って倒す。撃つといっても、BB弾のような実弾が発射されるのではなく、レーザー光線を敵「GEIO」に当てて、各部に付いているセンサーがキャッチすると、ヒットポイントが減るという仕組み。
「GEIO」の操作には、スマホまたはタブレットを使う。無料専用アプリをダウンロードすると、端末と「GEIO」がWi-Fiで接続できるようになる。「GEIO」の頭部には小型ビデオカメラがあり、端末の画面には「GEIO」視点での映像が映る。映像を見ながら、画面をタップ・スワイプしつつ、移動・射撃を行って敵「GEIO」と戦うという趣向だ。