アウトドアメーカー「スノーピーク」と、朝日山、久保田などの日本酒で知られる「朝日酒造」が、2019年3月7日から新たなコラボアイテムとなる日本酒を発売する。
「アウトドアで日本酒を楽しむ。」をコンセプトに商品開発
かたやアウトドア、かたや日本酒。一見、接点のなさそうな両社だが、実はいくつかの点で近しい部分があるという。一つ目は、どちらも新潟から発祥し大きくなっていった会社であるということ。
そして二つ目は、「自然」が互いのビジネスを支えているということ。「自然」を愛するアウトドアをサポートするメーカーと、「酒造りは自然の恵み」とする酒蔵。「新潟」と「自然」をキーワードに手を携えた両社は、これまで2017年に「久保田 雪峰」を発売するなどしてコラボレーションしてきた。
春の訪れを感じる新商品「爽醸 久保田 雪峰」
「久保田 雪峰」は、夏から秋、キャンプや花火、登山といったアウトドアシーンで楽しんでもらえるよう開発・発売されている日本酒だ。

今回、登場するのは同日本酒を踏襲した「爽醸 久保田 雪峰」。春の息吹を感じさせる細身のホワイトボトルの中には、マスカットやマスクメロンといったフレッシュさと米の旨味を感じさせる爽やかな日本酒が。
春にふさわしい香りを作り出すため、原料米を吟選し、厳冬の寒造りで低温発酵・氷温貯蔵をしたものを使用しているという。また香り豊かな同製品は、山菜の天ぷらやグリルハーブチキンといったアウトドア料理に特にぴったり合うのだとか。
価格は500ml3100円(税抜)。久保田正規販売店や、スノーピーク直営店(一部を除く)で取り扱われる予定だ。
桜の花の下、春の味覚に舌鼓を打ちながら香り高い日本酒を。
「自然と和の素晴らしさ」を感じさせる逸品の登場と言えそうである。
関連情報/https://kubota-seppou.jp
構成/ino