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働き方改革ならではのすれ違い!?上司は「部下の残業削減で仕事増えた」、部下は「上司にしわ寄せはない」

2019.01.31

どんな職場でもいつの時代にも、上司と部下のすれ違いは起こるもの。では、働き方改革による人生100年時代を見据えた定年延長や副業制度、育児・介護といった課題が次々と浮上する現代において、労働の現場ではどのような管理職と部下のギャップが生じているのだろうか?

ギャップ①:マネジメントの姿勢や行動は、管理者が思うほど部下には届かず

管理者自身が部下へ行っているマネジメント行動、部下が管理者から受けていると感じるマネジメント行動の比較が実施されると、管理者のほうが各項目を行っているという割合が総じて高く、部下との認識の間にはギャップが生じていた。

ギャップが大きいトップ3は、1位が「メンバーから学ぼうとする姿勢をもっている(34.1%)」、2位が「メンバーが仕事上で悩んでいるときに『視点を変える』『視野を広げる』ことにつながるアドバイスをしている(33.3%)」、3位が「業務プロセスの中で発生する問題を予測して、事前に手を打っている(30.7%)」という結果に。管理者のマネジメント姿勢や行動は、管理者が思うほどには部下へ届いていないのかもしれない。

ギャップ②「変化の兆しをとらえたい」上司と「気軽に相談できる雰囲気が欲しい」部下

続く「今後管理者が重視していきたいマネジメント行動と、部下が管理者に期待するマネジメント行動」にもギャップが見受けられた。

管理者のトップは、「問題意識を持って、情報収集を行い、変化の兆しや組織の進むべき方向を的確にとらえている(20.7%・部下では8位)」だった。

一方、部下のトップは、「メンバーが気軽に相談できる雰囲気をつくっている(18.2%・管理者では11位)」という結果に。管理者は変化の兆しや組織の取り組むべき方向をとらえたいと思っている一方、部下はコミュニケーションがとりやすい環境づくりを期待していることがうかがえる。

ギャップ③ 部下のタイプでも上司への期待異なる

さらに、部下は管理者からどのようなマネジメントを期待しているかを明らかにするため、部下のタイプについて以下のような分類が行われた。

その中で特徴が際立つ2タイプを、「今の仕事は面白い」かつ「管理者になりたい」の回答者=「ポジティブ部下(20.0%)」、「今の仕事は面白くない」かつ「管理者になりたくない」の回答者=「ネガティブ部下(41.9%)」と定義し両者の違いについて調査が行われた。

ポジティブ部下は、管理者に「戦略や方針の決定(21.2%・ネガティブ部下では10位)」を最も求める一方、ネガティブ部下は「相談しやすい雰囲気づくり(19.0%・ポジティブ部下では7位)」がトップに。一概に部下と言っても様々なタイプが存在するため、部下の置かれている状況に応じたマネジメントを行う必要があるといえる。

働き方改革で管理者にしわ寄せ、部下の認識とすれ違い

働き方改革推進前(2015年)と比べて労働時間が増えたか尋ねる調査では、管理者は「そう思う」の回答が50.9%となった一方で、部下では「そう思わない」の回答が58.1%となり、両者の労働時間の実態には差が生じた。

また、仕事量について尋ねる調査では、管理者の61.3%が「部下の残業削減のために、自分の仕事量が増えた」と回答したのに対し、「しわ寄せが上司にいっている」と感じる部下は31.8%に留まった。部下の多くは自身の労働時間は増えていなくても、その分を上司が負担している実感はあまり無いようだ。

<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答:部長・部長の職位につく社員(管理者)444名、役職につかない社員(部下)566名
調査期間: 2018年9月

出典元:株式会社日本能率協会マネジメントセンター

構成/こじへい

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