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夫婦別姓、同性婚、20~30代の約半数が「あり」

2019.01.30

古くは家と家との契約であった「結婚」。しかし現在では、男女がお互いの意思で結婚相手を選び2人の家庭を築いていくスタイルが一般的になりつつある。

今回、そんな時代の流れに合わせて日々変化していく「結婚」のさまざまなスタイルについて、それぞれ“アリ”だと思うか“ナシ”だと思うか、20~59歳の男女2,400人に答えてもらう調査が行われた。

独身より既婚者の方が「婚活」に肯定的。「婚活」は“アリ”、30代既婚者は78.3%

Q.結婚に関する以下の項目について、個人的に“アリ”だと思いますか?“ナシ”だと思いますか?(n=2,400)※必須回答

「恋愛結婚」について“アリ”と答えた人は85.3%、「お見合い結婚」について“アリ”と答えた人は55.1%だった。

また、2008年に誕生した「婚活」という言葉について、“アリ”と答えた人は62.8%。「婚活」という言葉はここ10年ほどの間にすっかり世の中に定着したようだ。

年代/未既婚者別に集計すると、「婚活」について“アリ”と回答したのは「30代の既婚者」が最も多く78.3%。

続いて「20代の既婚者」が73.8%だった。全体的に見ても、未婚者より既婚者の方が「婚活」に肯定的なようだ。

30代既婚者「家事代行」(70.8%)「ベビーシッター」(67.1%)は“アリ”。必要としている世代ほど理解が進む

続いて「家庭」に関する項目。結婚して新しく築く家庭について、“アリ”か“ナシ”かで答えてもらう調査が行われた。

「共働き」を“アリ”と答えた人は82.4%、「夫婦で家事育児を分担」で“アリ”と答えた人は82.3%だった。

夫が外で働き、妻が家事育児をすることが当たり前とされてきた家庭内での夫婦の役割分担も、平成という時代を通して、ずいぶんと変わってきたようだ。

Q.家庭に関する以下の項目について、個人的に“アリ”だと思いますか?“ナシ”だと思いますか?(n=2400)※必須回答

さらに年代/未既婚者別に集計が行われた結果では、「家事のアウトソーシング(家事代行)」(70.8%)や「ベビーシッター」(67.1%)について「30代の既婚者」が特に肯定的だった。

まさに現在、働きながら子育てをしている世代である30代にとって、必要と感じるからこそ理解が進むのではないだろうか。

30年前は「保育園」に子どもを預けることでさえ賛否があった。現在は家事や育児をアウトソーシングすることへの理解が広がってきている。

女性の方がリベラル?男性よりも「新しい結婚のカタチ」に理解アリ

「結婚」や「家庭」についての価値観に男女差はあるのだろうか。先ほどの「アリ」or「ナシ」調査が男女別に集計された。

全体で見ると、どの項目も女性の方が“アリ”と答えている率が高いことが分かる。男性よりも女性の方が「新しいカタチ」を受け入れやすい傾向にあるのだろうか。

結婚に必要ないと思うもの「結納」(48.3%)・「マイホーム」(34.2%)・「式・披露宴」(31.1%)

「結婚」といえば、男性が女性にプロポーズし、両家へのご挨拶、結納を経て結婚式を挙げ、籍を入れて新婚旅行、ローンで購入したマイホームで子どもを育てる……といった一般的だった流れも、今や当たり前のものではなくなってきている。

今回、既婚者を対象に自分が実際に経験したこと、未婚者はこれから結婚するならするつもりでいることを、項目別に答えてもらう調査が行われた。

「籍を入れる」が最も多く64.9%だった。「同居する」(54.6%)、「子どもを持つ」(51.2%)がそれに続いている。一方「結納」を「実際にした、またはするつもりでいる」人は26.7%だった。

自分の経験とは別に「『一般的にそうであるとされている』と思うもの」について答えてもらう調査も行われた。

「相手の介護をする」が最も高く、59.1%の人が「一般的にそうであるとされている」と答えているが、先ほどの調査で自分が「実際にした、またはするつもりでいる」と答えた人は30.8%だった。

2位の「親戚づきあいを大切にする」(54.4%)も、「実際にした、またはするつもりでいる」人は31.6%となっている。介護と親戚づきあいに関しては「一般的にそうであるとされて」いても、自分自身はしない、またはするつもりがないようだ。

さらに「必要ないと思う」ことについてはどうだろうか。1位は「結納」(48.3%)、2位に「住宅購入」(34.2%)、3位は「式や披露宴を挙げる」(31.1%)となった。

「夫婦別姓」「同性婚」、20~30代の半数近くが“アリ”

今までの「結婚」や「家庭」にまつわる考え方の調査結果から、結婚したら籍を入れ、夫婦が一緒に生活をして子どもを育てる……という点では、時代が変わっても考え方にそこまで大きな変化はないことが分かった。

それでは、今までになかった新しい結婚のカタチについては、どう考えられているのだろうか。

多くの先進国では認められている「同性婚(パートナーシップ制度)」についての“アリ”or“ナシ”調査を年代別に集計されたものを見ると、“アリ”と答えた人は「20~29歳」で47.3%、「30~39歳」で44.8%となっている。

また、「夫婦別姓」についても“アリ”と答えたのは「20~29歳」で45.0%、「30~39歳」で46.3%だった。上の世代と比較すると、若い世代ほど新しい結婚のカタチに寛容であるようだ。

71.5%の人が「新しい結婚のカタチはこれから増えていくと思う」

30年前の1989年と2019年の現在を比べて「結婚のカタチは大きく変わったと思う」かどうか、そして今後続く未来において「結婚のカタチ」はどのように変わっていくと思うのか、調査が行われた。

Q.「新しい結婚のカタチ」について、あなたの考えを教えてください。(n=2,400)

「30年前(1989年)と比べて結婚のカタチは大きく変わったと思う」という質問に対して「そう思う」と答えた人は全体の60.6%だった。6割が平成の30年間で「結婚」に対する考え方が変わったと感じているようだ。

また、「新しい結婚のカタチはこれからどんどん増えていくと思う」に「そう思う」と答えた人は71.5%。

さらに「日本の婚姻制度を時代に合わせて変えていく必要があると思う」と思っている人は63.6%だった。次の時代には、現在では考えもしなかった「新しい結婚のカタチ」が生まれているかもしれない。

66.3%の人が「結婚はもっと自由になった方がいいと思う」

先ほどの調査で「結婚」に関して「一般的にそうであるとされている」と答えたものの、実際に「自分自身はしない、またはするつもりがない」と答えていた項目があったことからも、「結婚」というシステムに縛られずに行動する人はこれから増えていくのかもしれない。

最後に「結婚はもっと自由になった方がいいと思いますか?」という質問が行われたところ、66.3%が「結婚はもっと自由になった方がいいと思う」と回答。反対に「そう思わない」と答えた人は6.6%という結果になった。

Q.結婚はもっと自由になった方がいいと思いますか?(n=2,400)

一人ひとりの生き方の中で、大切に想い合えるパートナーと一緒に並んで生きていく「結婚」という選択をした場合、「結婚」とはこうあるべきと決めつけてしまわずに、もっと自由なものとして「新しい結婚のカタチ」を受け入れていく……これからはそういう時代なのかもしれない。

<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~59歳の男女 2,400名
集計期間:2018年12月13~16日
※各項目の数値は四捨五入しているため、各項目の合計が100%を超えているケースもある。

出典元:婚活支援サービス パートナーエージェント

構成/こじへい

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