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米国のリテールマーケッター、Amazon広告へのシフトを強める

2019.01.30

Amazonの時価総額が約8000億ドルに達し、マイクロソフトを抜いて世界トップになったことは記憶に新しい。

そんなAmazonは、米国のデジタル広告支出の対象として、FacebookとGoogleの2強に追随する存在として、同分野の3位に浮上している。

米国のデジタルマーケティングリサーチ専門会社・eMarketerの予測では、米国の広告主は2018年、Amazonのプラットフォームに46億1000万ドル(約5170億円)を投じる見込みだ。これは米国のデジタル広告支出の4.1%に相当する。

米国のデジタル広告支出に占める2強とAmazonの割合、2018年と2020年
(%:総デジタル広告支出の割合)

注:デスクトップPC、ノートPCのほか、携帯電話やタブレットなどのインターネット接続デバイスに表示される広告を含み、そうしたプラットフォームのあらゆるフォーマットの広告を含む。パートナーサイトに支払われるトラフィック獲得コスト(TAC)を差し引いた正味の広告収入。四捨五入のため、合計が100%にならない場合もある。*Amazon、Facebook、Googleを除く米国のデジタル広告支出。

出典:eMarketer 2018年9月

米国のマーケターが注目するAmazonのデジタル広告

Third Door Mediaが9月に実施した調査によると、eコマースを重視する米国のマーケターの34.2%は現在、デジタル広告予算の10~25%をAmazonに投じているという。

この傾向はこの先も有望なようだ。マーケターに2019年の計画を尋ねる調査が行われたところ、80%はAmazonの広告予算を増やす予定と回答し、さらに5分の1近く(19.5%)が50%以上増やす見込みだと回答した。

Amazonは複数の広告プロダクトを提供しているが、大部分のマーケター(86.5%)はAmazon Marketing Services(AMS)経由のpay-per-click search adに支出している。

具体的には、sponsored product ad(79.8%)、headline search ad(72.5%)、product display ad(66.8%)などだ。Amazonは9月、これらのプロダクトを統合し、「Amazon Advertising」としてブランド名を統一すると発表した。

世界のマーケターが使用しているAmazon Advertisingの広告プロダクト
(%:回答者の割合、2018年9月現在)

出典:Third Door Media「Amazon Advertising Forecast 2019」 2018年10月25日

米国における、Amazon最大のライバルとは?

Amazonは売買を手助けする存在であるため、調査対象の広告主の61.7%がAmazon Storesページを開設しているのは理にかなっている。

同ページはデジタル店舗として機能し、ブランドを露出させ商品を売り込む役割を担う。さらに、35.7%の広告主が1年以内にStoresページを開設することを計画している。

ただし、小売業界の広告主にとって、Amazonは唯一のマーケットプレイスではない。68%の広告主が、ほかのマーケットプレイスでも商品を販売していると述べた。

一番のライバルはeBay(43%)だが、Walmart(29.8%)と同社傘下のJet(19.8%)を合わせると、eBayをもしのぐ競合相手(49.6%)となる。

大部分のマーケターは今後12カ月、Walmart(69%)とJet(73%)の広告予算を維持すると回答した。しかし、予算を増やすと述べたのはそれぞれ4分の1程度で、Amazonの80%には遠く及ばない。

Marin Softwareが4月に発表した調査レポートによると、小売業界の広告主はほかの業界に比べ、Amazonのデジタル広告を肯定的に見ているようだ。

金融業界(49.2%)や自動車業界(41.1%)、旅行業界(35.3%)と異なり、過半数(56.5%)がAmazonの広告を成長の機会と捉えている。Amazonをライバルと見なす広告主(17%)も、ほかの業界より少ない。

eコマースの巨人であるAmazonと戦わず、手を組むことを選択する小売企業が増えている。しかし、Amazonのマーケットプレイスはますます過密化しており、広告枠確保の競争も激しくなっている。

また、これはディスプレイ広告で、小売企業のオンラインプラットフォーム上の、売り上げを拡大することもますます難しくしている。

出典元:株式会社サイバー・コミュニケーションズ

構成/こじへい

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