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アスリートはトレーニングの前に自分の遺伝子を知るべきだった!?

2019.02.02

1月21日、遺伝子分析サービス「IDENSIL」をトレーナー、管理栄養士など業務向けに展開するグリスタが、「2020年に向けて、遺伝子情報でのスポーツのパフォーマンスを伸ばすには」をテーマに勉強会を行った。福典之・順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科先任准教授のセミナーをリポートする。

短距離走とマラソンでは向いている遺伝子が違う!

現在は、色々なスポーツをする流れだ。だから、自分に合うスポーツに出会える可能性が高まる。トレーニングによって筋線維組成が変わるのは10%程度だ。日本人の男性の平均は遅筋線維が40%だ。一方、女性は50%。女性向け筋トレを考えなければならない。

遺伝子は、短距離走などの瞬発系、マラソンなどの持久系に分けることができる。

αアクネチン3の論文では、ヨーロッパ、アジア共に遺伝子の型がRR、RXはパワー系オリンピック選手に多く、XXは少ないという結果だった。遺伝子の型がXXだと遅筋が多い傾向があり、100歳以上生きる人が多い。持久系のアスリートはIQが高い傾向にある。

1998年に発表された出されたACEの論文では、ヨーロッパ人はACE I/D多型のⅡ型は持久系運動能力と関連すること、ACE I/D多型のID型とDD型は瞬発系・パワー系運動能力と関連することが分かった。

XX型では短距離選手のオリンピック選手を出すのは難しい!

一方、2013年に出された論文では、日本人では全く逆の結果となった。ACE I/D多型のⅡ型は瞬発系・パワー系運動能力と関連すること、ACE I/D多型のID型とDD型は持久系運動能力と関連することが分かった。

メカニズムは分かってないが、民族差があると推定される。

ACTN3遺伝子R577多型と競技力について日本人陸上競技男性選手を対象とした研究では、100m走においてはXX型がオリンピック選手を出すのは難しいが、400m走ではXX型でも好タイムを出していることが分かる。

競技トランスファーは、選手の未来を切り拓けるのだ。

グリスタの遺伝子分析サービス「IDENSIL」は、なでしこJAPAN日本代表・永里優季選手や、2016年オリンピック個人総合優勝の内村航平選手、再春館製薬所バドミントン部、現役プロ野球選手の西勇輝選手、J2所属水戸ホーリーホックほか、多くのアスリートが使用している。

取材・文/稲垣有紀

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