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2019.02.27

急増する「グローサラント」はスーパー業界の救世主となるか?

グローサラント

 今、スーパーマーケットが揺れています。日本のスーパーの総売上げは約13兆円で、過去10年微減傾向にありますが、ウエルシアやツルハをはじめとしたドラッグストア業界の総売上げは、過去10年で1.5倍の7兆円に拡大。特に、若者が都会に出て高齢化が著しい地方では、薬が欠かせない高年齢層がドラッグストアに通うようになり、そうした店は高齢者に照準を合わせて格安の加工食料品を置いて、スーパーの売上げをどんどん食っています。

 また、2017年8月にAMAZONが、全米で270店を展開する高級スーパー・ホールフーズマーケットを買収して以降、生鮮食品も宅配が主流になってしまうのではないか、という危機感も高まっています。

 そこでスーパー業界が打った起死回生の一手が、グローサラントです。

 海外のマーケットに行くと、肉売り場や魚貝売り場で売っている肉や魚を、店側がその場で調理してカウンターで食べさせるショップ・イン・ショップ型バルをよく見かけますが、そうした飲食店は、Grocery(食料品)とRestaurant(レストラン)を合わせてGrocerant(グローサラント)と呼ぶんだそうです。日本でもそのグローサラントを作り、宅配やドラッグストアでは出せないライブ感を演出して、客を呼び戻そうというわけです。

 日本におけるグローサラントの走りは、2008年に代官山にオープンした『イータリー』でしょう。イタリア・トリノで生まれた大型グローサラントを、ローソンが代官山八幡通り沿いの東急の商業施設「代官山ラヴェリア」の1階に招いたこの店は、欧米主要都市に進出したイータリーに比べれば相当ショボい作りでしたが、108席のイートイン席で、店で売っているハムやパスタ、パンを使った料理を食べさせるスタイルは、当時としては斬新な趣向で話題になりました。代官山店は残念ながら2014年にクローズしてしまいましたが、その後、イータリーの経営は三井物産に移り、現在は、日本橋三越新館B1と、東京駅地下の2か所で営業しています。

グローサラント

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