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2019.01.24

2018年に最も利用が伸びたECアプリは「ZOZOTOWN」

移り変わりの激しいEコマース・アプリコマースのトレンド。わずか1年余りでも大きく変化を遂げる流動的な市場において、2018年にはどんな流行り廃りがあったのだろうか?

そこで今回、ジャストシステムが運営する、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」が全国の男女1,100名を対象に行った「Eコマース&アプリコマース月次定点調査・2018年総集編」を紹介していく。

ECのスマホシフトが進行。約4割がスマートフォン経由でショッピング

EC利用時、最も頻繁に利用するデバイスを尋ねる調査において、同調査が開始された2017年4月度調査では「パソコン」が58.0%、「スマートフォン」が33.7%だったのに対し、2018年12月度調査では「パソコン」が50.7%、「スマートフォン」が42.8%という結果になった。

この間、「スマートフォン」を利用する人の割合は9.1ポイント増えたのに対し、「パソコン」は7.3ポイント減少。EC利用のメインデバイスとして「スマートフォンシフト」が進行したといえる。

スマートフォンからのEC利用は、約6割が「アプリ」

スマートフォンからECを利用する際、「インターネット」と「アプリ」のどちらから頻繁に購入するかを選んでもらう調査において、2017年4月度調査では「インターネット」を挙げた人が43.3%、「アプリ」が56.7%だった。

一方、2018年12月度調査では「インターネット」が36.6%、「アプリ」が63.4%という結果に。2017年4月度調査では「インターネット」と「アプリ」を利用する人の割合の差は13.4ポイントだったが、2018年12月度調査では26.8ポイントまで開いた。スマートフォンにおいて「アプリ」からのEC利用が一層浸透したようだ。

2018年、最も利用が伸びたECアプリは「ZOZOTOWN」

主要なECアプリのなかで、特に利用している人の割合が増えたの「ZOZOTOWN」で14.4%(2017年4月度調査)から22.6%(2018年12月度調査)と、約1.6倍に増加した。

10代に限って見ても、「ZOZOTOWN」の利用率は増加傾向にあり、18.5%(2017年4月度調査)から37.5%(2018年12月度調査)と増加していた。

商品の受け取りは、3割が「コンビニエンスストア」

ECで購入した商品の受取方法を尋ねる調査において、2018年を通して「宅配便で自宅での受け取り」を挙げる人が最も多く、やはり現在でも圧倒的に多い受取方法であることが明らかに(2018年1月度調査:73.8%、2018年12月度調査:74.2%)。

それ以外の受取方法を見てみると、次に「コンビニエンスストア」(30.8%)、「自宅の宅配ロッカー」(18.0%)、「宅配会社の営業所」(13.4%)、「郵便局 (局留め)」(9.3%)、「自宅外の宅配ロッカー」(6.2%)、「そのほかの店頭受け取り」(5.5%)、「郵便局(宅配ロッカー)」(5.3%)だった。

※  複数回答あり。
※1 2018年12月度調査。

ECのプレミアム会員加入が浸透。加入率1位は「Amazonプライム」

主要ECサイトを利用したことのある人のうち、主要ECサイトが提供しているプレミアム会員※1の「いずれかに加入している」人の割合は、54.4%(2017年4月度調査)から63.2%(2018年12月度調査)と増加傾向にあることがわかりました。

2018年12月度調査での会員加入状況を見てみると、「Amazonプライム会員」が最も高く(41.2%)、次いで「Yahoo!プレミアム会員」(26.6%)、「楽天プレミアム会員」(17.2%)でした※2。

※1   「Amazon プライム会員」「Yahoo!プレミアム会員」「楽天プレミアム会員」「ZOZOプレミアム・ZOZOプラチナム会員」「ヨドバシ・プレミアム会員」。
※2  複数回答あり。

2018年に利用率を伸ばしたCtoCは「メルカリ」と「ラクマ」

CtoCサービスを利用したことがある人のうち、「メルカリ」を利用した経験がある人の割合は、31.0%(2017年4月度調査)から45.3%(2018年12月度調査)へと増加し、この期間中、最も利用率を伸ばしたサービスとなった。

また、「ラクマ」の利用率も12.7%(2017年4月度調査)から19.2%(2018年12月度)に伸長していた。

消費者への告知方法として「メルマガ」が断トツも、影響力が弱まる

ECサイトの利用経験がある人に、ECサイトからの新商品情報やキャンペーン情報を受け取る方法の中で最も商品購入につながっていると思う方法を選んでもらう調査が行われたところ、2017年4月度から2018年12月度までの調査期間を通して一番多くの人から挙がったのは「メールマガジン」だった。

しかし、2017年4月度から2018年12月度の調査期間を通して「メールマガジン」を挙げる人の割合は減少傾向に(2017年4月度調査:53.6%。2018年12月度調査:45.9%)。

一方で、「SNS」を挙げる人(2017年4月度調査:8.8%。2018年12月度調査:10.9%)と、「アプリのプッシュ通知」を挙げる人は増加傾向にあった(2017年4月度調査:9.8%。2018年12月度調査:11.3%)。

消費者に商品購入を促す影響力が強いSNSは「LINE」

ECサイトからの通知を受け取っているSNSの中で、最も商品購入につながっているSNSを挙げてもらう調査において、2017年4月度から2018年12月度の期間を通して、「LINE」と答える人が最も多いという結果に(2018年12月度調査:46.7%)。

また、この期間中、着実な増加傾向を見せたのは「Instagram」で5.7%(2017年4月度調査)から11.5%(2018年12月度調査)に増加していた。

10代が利用しているECサイトは、圧倒的に「Amazon」

2017年4月度から2018年12月度の調査期間を通して、主要ECサイトの利用状況を年代別に見てみると、10代では「Amazon」と答える人が圧倒的に多く(2018年12月度調査:70.4%)、次いで「楽天市場」(2018年12月度調査:29.6%)、「ZOZOTOWN」(2018年12月度調査:27.8%)だった。

20代、30代、40代、50代では利用しているECサイトとして「Amazon」、「楽天市場」、「Yahoo!ショッピング」の順番に利用率が多かったのに対し、60代は「Amazon」と「楽天市場」の利用率が拮抗し、2018年12月度調査では「楽天市場」(83.2%)、「Amazon」(79.6%)の順番になっていた。

出典元:株式会社ジャストシステム

構成/こじへい

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