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結果的にサービス残業が増える!?「自由な働き方」がもたらすメリットとデメリット

2019.01.28

“自由な働き方”の長所と短所

 ここで一度、“自由な働き方”の長所と短所をまとめてみたい。

●従業員側の長所

○自身と家族の都合に合わせられる。

 例えば大きな荷物が届くまで家を空けられないケースでも自宅で仕事を進められるなど、パーソナルな用事と仕事が両立できる。

○通勤時間の減少、交通費やガソリン代の減少。

 満員電車や道路の“ラッシュアワー”を回避できることで、結果的に通勤時間が短くなり燃料費なども緊縮できる

○スケジュールと働く場所について調整が可能。

 働き方を自分自身でコントロールできることで仕事への充実感が高まり、独立・起業マインドを養成するものにもなる。

○身体のリズムにあった時間に働ける。

 朝型であれ夜型であれ、自分のリズムにあった働き方ができる。

●雇用者側の長所

○従業員のモラルの向上。

 従業員の組織に対する不満が減り、モラルが向上し、組織へのより強いコミットメントに繋がる。

○遅刻や欠勤の減少。

 急な遅刻や欠勤も後から調節できることで、結果的に遅刻と欠勤が減る。

○離職率の低下。

 有能なスタッフの組織への不満も少なくなり離職率を減らせる。

○企業イメージの向上。

 従業員の家族のことも考えた組織は内外のイメージが良くなる。

The Balance Careers」より

●従業員側の短所

○スタッフ間の連絡トラブルのリスク。

 特にチームワークが必要とされる業務においてスタッフ間で緊密な連絡が取れないリスクがある。しかしこれは技術的にはかなり解決されつつあるだろう。

○家族の誤解と疑念。

 家族やパートナー、身近な友人などへの説明が不十分であると、仕事をしていないのではないかという誤解を招く場合もある。

○仕事とプライベートの一線があいまいになる。

 プライベートに仕事を持ち込んだり、職場で私用電話をするなど公私混同のリスクが常にある。

●雇用者側の短所

○ある種の従業員は上司の監督がなければ優れた働きができない。

 管理監督下でないと実力を発揮でない従業員もいる。また従業員をうまく使って組織の生産性を上げるタイプの管理職もいるだろう。

○クライアントや取引先との関係が希薄になる可能性。

 関係する企業に従来型の“9時から5時”までの組織が多いと、接触できる時間帯が短くなり、密接な関係が維持できなくなるリスクを伴う。しかしこれも各種のコミュニケーションツールの進歩によってかなりの程度リスクが回避できるだろう。

○不平等感の醸成

 全社員に対する説明が不十分であると“自由な”社員の存在が社内に不公平感をもたらす原因になり得る。

“自由な働き方”の長所と短所をよく理解して来たるべく“働き方改革”の時代を迎えたいものだ。

文/仲田しんじ

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