
スマホ決済サービス「PayPay」が、本人認証サービス(3Dセキュア)に対応した。本人認証サービス(3Dセキュア)とは、事前にクレジットカード会社に登録した「パスワード」などを入力することで本人認証を行い、不正利用やなりすましを防ぐ仕組み。
PayPayでは、クレジットカードの不正利用への対策として、昨年より「クレジットカード情報の入力回数の制限」や「クレジットカードご利用時の上限金額の設定」などを順次実施。
今回の本人認証サービスへの対応により、さらに強固なセキュリティを構築する。
「PayPay」にて、本人認証サービスに対応したクレジットカードを新規に登録する場合、「クレジットカード番号」、「有効期限」、「セキュリティコード」の入力後に、各クレジットカード会社の認証ページに遷移。認証ページにおいて「パスワード」などを入力するとクレジットカードの本人認証が完了する。
本人認証後は、「PayPay」において昨年より実施しているクレジットカード利用時の上限金額が、25万円(過去30日間)に引き上げられる。
また、本人認証は一度完了すれば、決済の度に「パスワード」などを入力する必要がなくなる。
既に「PayPay」に本人認証サービス対応のクレジットカードを登録している人は、「PayPay」の支払方法の設定画面から本人認証ができるようになり、本人認証後は同様に25万円(過去30日間)まで引き上げられる。
なお、本人認証を行わなくても引き続き「PayPay」による支払いは可能だ。
また、Yahoo! JAPANカードによるチャージを利用する場合、本人認証サービスによる本人認証が必須となる。
本人認証サービス(3Dセキュア)詳細
https://paypay.ne.jp/notice-static/20181227/3d/
構成/編集部