人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2019.01.22

インターン参加者は非参加者より人事評価、仕事のパフォーマンスが高い

近年、有為の人材を早くから確保すべく、インターンシップを実施する企業は多い。学生目線からしても、インターンへの参加は会社及び職業への深い理解に繋がり、就業後のミスマッチを少なくできる効果も期待されている。

では実際のところ、インターンに参加した人材とインターンに不参加だった人材にはどのような差が生まれるのだろうか?

そんな疑問を解消すべく、今回、パーソル総合研究所によって企業インターンシップの効果検証調査が実施された。

インターン参加後、その企業への入社志望度が上がった参加者は60.9%。

まずは【図1】を見ていただきたい。

【図1】

新卒で企業に入社した者のインターンシップ参加経験は、直近3年間で58.8%。インターン参加した企業へ入社した者が20.8%、その会社ではないが同業界に入社した者が16.9%であった。また、参加後、その企業への入社志望度が上がった参加者は60.9%という結果に。

【図2】では、インターンでどのような経験をすると、参加後のその企業への入社志望度が上がるのか、その影響度を分析した結果が示された。

【図2】

性別・企業規模、大学偏差値などの影響を取り除いて分析が行われた結果、17項目中最も影響度が高かったのはインターンを通じて「社員が優秀だと感じた」こと。3位には「現場社員との継続的な人脈が築けたこと」が入っており、人を通じての魅力度の認知が最も学生の志望度を向上させることが示唆されている。

【図3】に示された通り、インターンシップのネガティブな印象について調査が行われたところ、全体の1位は「企業の表面的な情報しか得られなかった」ことで、44.2%のインターンがあてはまった。

【図3】

インターンのタイプ別に見ると、特別プロジェクト(PJT)系のインターン(新規事業の企画・提案や、学生主体のPJTの実行型)、企業や業界の座学での説明のみのインターンについて、特にその傾向がみられた。2位以下は「スキルや知識が身につかなかった」「社員との人脈を築けなかった」ことが続く。

インターン参加後、86.0%が同期、後輩などとそのインターンについての情報交換を行っている

【図4】の通り、インターン参加後、86.0%が同期や後輩などと情報交換を行っており、情報交換した合計の人数は平均41.3人。インターンシップには、口コミを通じた周囲への高い情報波及効果が見込まれる。

【図4】

また、インターンについての肯定的な口コミのほうがより高い波及効果がみられ、インターン先に対する推薦度が高い層にかぎってみると、平均55.8人と情報交換をし、情報交換した相手のうち、8.7人がその企業のインターンやエントリーに至っていること明らかになった。

入社後の3年離職率がインターン非参加者は34.1%のところ、参加者は16.5%

【図5】に示したとおり、入社企業のインターン参加者の3年以内の離職率が16.5%なのに対し、非参加者は34.1%と、退職率は約2分の1に抑えられていた。インターン業界への入社者も23.1%とやや低い離職率であった。

【図5】

【図6】では、1年目の離職理由の差が見受けられる。インターン参加者は「職場の人間関係」「精神的な不調、疾患」が低い傾向に。

【図6】

インターン参加者は、会社からの人事評価、ジョブ・パフォーマンスともに非参加者よりも高く、活躍効果も良好

インターン参加者の入社後の人事評価、ジョブ・パフォーマンスは、非参加者を100とすると、3年平均11%高くなった(1年目108.5%、2年目118.4%、3年目107.4%)。インターン参加業界への入社者も高い傾向にあるが、統計的に有意な差では無かった。

【図7】

以上のように、性別・業界・大学レベル・学生時の成績、文系理系、入社後のサポートの程度などをコントロールしても、インターン経験の有無で、入社後の就業継続意向、満足度、パフォーマンスなどへのプラスの影響が確認された。

出典元:パーソルHD

構成/こじへい

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年2月16日(土) 発売

DIME最新号の特集は<超保存版>「絶対得するスマホ決済」「知られざるミリオンヒット商品47」「ビジネスリュック新作大図鑑67」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。