人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2019.01.20

意外と多い!?終活にかかる費用、平均で253万円

「死」はいつ訪れるかわからない。むろん、年齢を重ねるほどに最期の時がやってくる可能性は高くなる。

そのため、自らの人生の終わりに向けた活動、いわゆる「終活」をするシニアは多いと聞くが、実際のところ、どれくらいの人が取り組んでいるのだろうか?

今回、シニア女性誌「ハルメク」を発行する会社ハルメクにより、60~74歳のシニア男女720名を対象にした「終活」に関するwebアンケート調査が行われた。

74.4%が「終活をすべき」と思っているが、「既に行っている」人はわずか38.9%。女性の方が終活への意欲が高い傾向。

全体の74.4%が「終活をすべき」と回答。男女別で見ると、「必要」と答えた人は 女性が80.8% 男性が68.1%と、女性の方が終活への意欲が高いことが明らかに。

一方、既に終活を行っている人は、全体の38.9%にとどまった。女性は「これから行う予定」が41.9%と男性と比べて高く必要性を感じているものの、実行まで移せていない人が多いことが判明した。

■終活の実施状況

既に行っている終活TOP3は「お墓の準備」「保険の見直し」「金融口座・商品の整理」。

既に行っている終活TOP3は、1位「墓の準備・用意」、2位「保険の整理・見直し」、3位「金融口座・金融商品の整理」という結果に。上位10項目のうち6項目が「死後の準備」に該当するものだった。

■既に行っている終活TOP10

男性は「お墓の準備・用意」など死後の準備を優先。一方、女性は…

男女別にみると、男性は「お墓の準備・用意」といった死後の準備を優先して実施しており、その割合は39.3%と最も高い結果に。

一方、女性は「家具や荷物」「衣服やアクセサリー」「アルバムや手紙等の思い出」の整理・処分をする人が、男性に比べ軒並み10ポイント以上高く、生前整理の「片づけ」を実施している割合が高い。

■既に行っている終活(男女別)

既に行っている終活にかかった費用の平均は253.6万円。

既に終活を行っている280名のうち、34.3%にあたる96名が「終活にかかった費用は0円」と回答。お金をかけずに自分の手でできるものから実施している傾向が強かった。

また、既に行っている終活にかかった費用全体の平均額は253.6 万円という結果に。「生前整理」には平均254.5万円、「死後の準備」には平均116.6万円かかっていることがわかった。

男女で差があるのは、「死後の準備」であり、男性が平均160.2 万円かける中、女性は平均71.1万円しかかけていない。

■既に行った終活にかかった金額

■生前整理/死後の準備 にかかった平均額(男女別)

※生前整理/死後の準備 の分類

■生前整理
終のすみかとして、自宅をリフォーム/終のすみかとして、施設を探す/終のすみかとして、引越し/会いたい人に会っておく
/男女関係の整理/結婚・再婚/パートナー探し/パソコン内やSNS などのデータの整理・消去
/インターネットやSNS などデジタル関連の登録・加入サービスの情報整理/アルバムや手紙等思い出の整理・処分
/衣服やアクセサリーなど身につけるものの整理・処分/生活面での利用サービスの情報整理(電気・ガス、生協、ジムなど)
/家具や家の中の荷物整理・処分/しておきたかったことをしておく/その他

■死後の準備
お墓の整理・墓じまい/お墓の準備・用意/お葬式の準備/遺影写真の用意/金融口座・金融商品の整理
/加入保険の整理・見直し/不動産の整理・処分/金融・不動産以外の財産の整理・処分/事業の整理(引退・廃業・後継など)
/エンディングノートの記入/遺言書・遺産分与の作成/親族・友人・知人の連絡先リストの作成/飼っているペットの信託
/自分史作成/大切な人へのメッセージ作成

すでに終活を実施している4割のシニアも、迷いが目立つ。

<「墓の準備」を終えた男性>
・10年前、市営墓地へ応募し当選。近所の墓石店で墓を買ったが、最近になって本当に墓が必要かどうかわからなくなってきた。(神奈川県 74 歳・男性)
・私たち夫婦は「墓はなし」と思っていたが、父母の死後、妹にせっつかれてしかたなく買った。長い不景気でボーナスなし、給料削減が続きお金がなく借金して買う羽目になり、退職金で払う羽目になった。今も墓参りが遠くて面倒。(岐阜県 63歳・男性)
・納骨堂購入か散骨か、死後の納骨をどこの場所にするか、いまだに迷っている。後をみる子供たちが遠く離れているので。(福岡県 73歳・男性)

<「片づけ」に着手した女性>
・色々ものを捨てていたら、精神的に不安定になってきてしまった。今すぐに自分が死なないといけないような気持ちになって途中でやめた。(大阪府 62歳・女性)
・衣類やアクセサリーを大事にしまいこんでいたが、結局使うことがないので整理を始めた。とはいえ、いろんな思い出があるので処分しにくい。(奈良県 69歳・女性)
・家の中の荷物整理。父がアルバムを残してくれたので、我が子の写真も一緒に一冊のアルバムに閉じたが、最近はスマホの流れになり複雑。とっておきの写真を選ぶのに時間かかりました。選ぶ難しさ、涙…涙…。
(奈良県 70歳・女性)

終活も就活と同じで、行うのは人生で一度きり。誰にとっても初めての経験であるがゆえに、悩みや不安も生じやすいのだろう。最近は、終活の専門家やカウンセラーなどもいるようなので、相談してみるのも一つの手かも知れない。

<調査概要>
調査の方法:webアンケート方式
調査の対象:60~74歳のシニア男女720名(男性360名/女性360名)
調査実施日:2018年11月
調査主体:(株)ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所

出典元:ハルメク 生きかた上手研究所調べ

構成/こじへい

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年2月16日(土) 発売

DIME最新号の特集は<超保存版>「絶対得するスマホ決済」「知られざるミリオンヒット商品47」「ビジネスリュック新作大図鑑67」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。