
多感な18歳にとって「性」は、重大な関心事の一つに違いない。では、今の18歳はどのような性に対する認識・経験を有しているのだろうか?
日本財団が実施した「セックス」をテーマにした調査結果によると、調査対象となった18歳のほぼ4人に1人がセックス経験を有しており、また、マスターベーションの際に最も多く使用するものはスマホで、4人中3人が利用していることが明らかに。それ以外の調査結果を、以下で紹介していく。
学校での性教育40.9%が「役立たず」
「学校での性教育は役に立ったか?」という質問が行われたところ、59.1%が「役に立った」と回答したものの、40.9%が「役に立たなかった」と思っていることが明らかに。理論と実践との間に乖離を感じている18歳は少なくないようだ。
性に関する情報源 Webサイトは55.8% 友人は50.2%
「性に関する情報源」を尋ねた調査では、Webサイトが友人を上回った。経験豊富な同級生から体験談を聞いたり、友だち同士でAVを回し見したりする文化はもう廃れているのかも知れない。
性病への不安を感じる 75.9%
「性病への不安を感じる」と答えた人は75.9%だった。不安が大きいほど避妊具を着用しようと思うものだが、避妊の必要性を感じている人は86.7%いることが明らかになった。
出典元:公益財団法人 日本財団
構成/こじへい