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【2020年以降の日本を語る】社会を豊かにするなら「夢」を応援せなあかん!青少年夢応援隊理事長、サンクレスト植田実社長

2019.01.27

今回の取材先はコテコテの“大阪のおっちゃん”だ。「一般財団法人青少年夢応援隊」理事長・植田実氏。経営者として業績を伸ばしつつ、例えば平昌パラリンピックで金メダルを獲得した成田緑夢氏など数多くの若者を支援し、海外留学の機会を与えている。彼には、今の日本がどう見えているのか――。

2017年、ニュージーランドで行われた「南半球カップ」で成田緑夢氏(左)が3位入賞、支援した植田実氏(右)と記念撮影!

植田氏が経営するサンクレスト(大阪府東大阪市)は、携帯電話のカバー、液晶保護フィルムを販売する会社だ。液晶に簡単に貼れる「楽ピタ」キット付き強化ガラスフィルム、落とすと自動で蓋が閉じて画面を守るスマホケース「CATFLIP」や車でひいても割れないケース「IJOY」など続々と世界初の商品をリリース。商品の汚れにくさなど目に見えないところにもこだわり、小売店に「利益率が低い」と言われても「買って下さる方のため」と譲らない。そんな植田社長には、とてつもなく大きな夢があった。以下の対談、植田氏の声は少しボリューム大きめの関西弁で再生していただきたく――。

善行に壁無し、行動の蓄積が奇跡を呼ぶ

夏目 植田さんは、成田緑夢さんの平昌パラリンピック金メダル獲得に大きな役割を果たしたと聞いていますが?

植田 いえいえ、僕がまさか! でも「青少年夢応援隊」が支援させていただいたのはホンマです。我々は2013年から毎年、大阪の若者を支援するために「世界にはばたけ!夢スピーチコンテスト」(受賞者には総額120万円の支援金が渡される)を実施しています。成田さんは2016年に登壇して「2018年の平昌パラリンピックで金メダルをとり、同じ境遇の人たちに夢や希望を与えたい!」と話してくれました。ところが、懇親会の時に詳しく話を聞いたら「海外遠征費がやっと300万円集まりました」「でも本当は600万円ないと行けない」とおっしゃったんです。なら「おっちゃんもスポンサー探すで!」と、「ひかりTV」を運営するNTTぷららの板東社長に相談しました。スポーツコンテンツを必要としておられるし、板東さんも情に厚い方ですからね。そしたらスポンサーになっていただけただけでなく、板東社長ご自身も成田さんが出場する大会に駆けつけてくださるようになったんです。

夏目 その後、成田さんは本当に金メダルを獲得されて、知名度も一気に上がりましたね。

植田 しかも大阪府知事の松井一郎さんから「前しか向いていない感じがええ」と「感動大阪大賞」をもらって、その後、天皇陛下から紫綬褒章をいただいて……。私もどえらいことや! と感動しました。

夏目 夢を叶えたのは成田さんだけではないんですよね?

植田 もちろんです。今までに58名の青少年に夢を語ってもらって、うち32名の方に賞をお渡ししています。いろんな夢がありました。英語の先生になりたい、世界の貧しい子供たちを救いたい……。そして既に、夢を語った58名のうちの6割は夢を叶えているんですよ。

夏目 学校の成績を基準に奨学金にあたるものを渡す、という枠組みではないところが面白いですね。

植田 ええ。今は「若い人にお金を渡せばなんとかなる」時代じゃありません。やっぱり、一人で何となく「将来こんなことできたらええなあ」と思ってるのと、夢を人に話すのとでは結果が全然ちゃいますよ。夢を人前で話して、私はこれをやる! と約束して、応援してもらって、仲間ができるから「何となくやりたい」が「絶対やる!」に変わるんです。

夏目 資金も必要だと思いますが、賛同者は集まっていますか?

植田 もちろんです。2013年に「夢応援隊」を立ち上げて「ワンコイン運動」を始めました。青少年の夢実現のために1ヵ月に500円だけ寄付してください、という運動です。そこには、先のNTTぷらら・板東社長はもちろん、「LINE」をつくって今は「C CHANNEL」を運営している森川亮社長、ティーガイアの竹岡哲朗元会長、「KANSAI COLLECTION」の中川康之会長などがサポーターに加わってくださっています。

※ワンコイン寄付応募はこちら http://yumeouentai.com/onecoin

夏目 錚々たる面々ですね。

植田 僕のモットーは「善行に壁無し、行動の蓄積が奇跡を呼ぶ」いうものです。以前、サンクレストの社員に「誰に応援してもらえたら凄い?」「経営者で言うたら?」と聞いたら、「そらLINEの森川社長(当時)や」て言うんです。そこで、森川社長のセミナーがあると毎回足を運んで、いつも最前列に座って、最初に拍手して、必ず質問しました。そしたら森川さんがスタッフに「あれ、どなた?」と聞いてくれて、その時たまたまいた僕の知人が「植田さんはええ方ですよー」言うてくれたんです。善行やと思ったなら、やらなもったいない。こんなしがないおっちゃんでも、やったらできるんですから!

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