人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2019.01.19

ラスベガスで自動運転タクシーに乗ってみてわかったこと

世界最大の家電見本市と称されることの多いCESだが、近年は家電だけに限らず幅広い最新技術が集まる場としても注目されている。中でも急拡大しているのが自動車関連の技術展示。会場のひとつ、ラスベガス・コンベンション・センターのNorth Hallは、様々なコンセプトカーが展示されるなどモーターショーさながらで、ここ数年は特に自動運転に関する技術が話題の中心となっている。

一方ラスベガスでは昨年5月から、自動運転技術を開発するAptivとライドシェアサービスのLyftが提携して、自動運転のBMWを走行させている。昨年のCES期間中に試験運用されたものをベースに、5月からは30台まで台数を増やして本格的な運用を開始。昨年12月時点のAptivの発表によれば、すでに2万5000回以上の有料乗車実績を積み上げていて、乗客からは5つ星評価で平均4.95という高い満足度を得ているという。

CES2019の期間中、筆者はラッキーにもこの自動運転Lyftに乗ることができた。Lyftではアプリで出発地と目的地を設定すると、近くにいるクルマが自動的に配車されるしくみになっている。このとき近くに偶然自動運転車がいれば、クルマのグレードを選ぶ画面で「Self-Driving」が選択できるしくみ。一緒にいたI氏が運良くその機会をゲットし、筆者も同乗することができたというわけだ。なおラスベガスのホテルなどでは、LyftやUberなどのライドシェアサービスはどこからでも乗れるわけではなく、乗り場がきちんと決められている。急いでその場所へ向かうと、ちょうど指定のクルマが入ってきたところだった。

自動運転車が選択されたLyftの画面。このあと表示されたドライバーの名前は、同乗していた説明員のものになっていた。画像提供I氏。

自動運転車というから、周囲に様々なセンサーが取り付けられたいかつい姿をイメージしていたのだが、現れたBMW 5シリーズは、ボディにAptivのロゴがプリントされている以外は特に目立つところのない、ごく普通の高級セダンだった。自動運転といえど、今の技術レベルではまだ完全にクルマ任せというわけにいかない……ということで、運転席にはこれまたごく普通にドライバーが乗車。助手席には説明員もいて少々拍子抜けだったが、乗り込むとさらに車内は撮影禁止だと言われてしまった。これにはさすがにがっかりしたが、自動運転の技術については説明員の女性が道中、ていねいに解説してくれた。

その説明によれば、このBMW 5シリーズの車体にはLIDAR(Light Detection and Ranging)やレーダー、信号を読み取るカメラやGPSを含めて、23のセンサーが搭載されているとのこと。North Hallに展示されていたGoogle傘下のWaymoが開発する自動運転車は、頭にパトランプのような形状のLIDAR&カメラを載せていたが、こちらのLIDARは車体の周囲にうまく組み込まれているようで、前述のように一見ごく普通の高級セダンにしか見えない。センサーで集めたデータは、車載されている複数のコンピュータで処理され、リアルタイムにドライビングに反映されているという。

BMW 5シリーズをベースとした、Aptivの自動運転Lyft。同社はラスベガスに開発センターの1つを開設している。

Aptiv提供の写真。筆者撮影の写真では暗くてわからないが、サイドミラーやタイヤ付近、バンパーなどにセンサーが取り付けられている。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年2月16日(土) 発売

DIME最新号の特集は<超保存版>「絶対得するスマホ決済」「知られざるミリオンヒット商品47」「ビジネスリュック新作大図鑑67」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。