
今回紹介したいのはレーザーを発射する武器……ではなく、倉庫や工場などでのピッキングや入荷作業で、バーコードやQRコードを読み取るのに最適な、デンソーウェーブ初のグローブ型ウエアラブル二次元スキャナー『Wearable SF1』。
グローブ型二次元ウエアラブルスキャナー「Wearable SF1」
本体フレームは、作業者の負荷を軽減するよう軽量にしながら、段ボールや棚にぶつけやすくなることを想定し、軽度な衝撃に繰り返し耐える堅牢性を持たせるため、マグネシウム合金を採用。
重量の増加を抑えながらも、高さ0.5m×3,000回の繰り返し耐落下試験をクリアし、万が一の強い衝撃を想定した2.5m耐落下試験もクリアするなど、クラストップレベルの耐衝撃性能を実現している。
また、外部配線が不要になる新開発のスイッチング技術(特許申請中)を開発し、作業の邪魔にならず断線のリスクをなくしている。
さらに、真夏の倉庫作業など汗をかくような環境でも快適に使用できるよう、肌に触れるベース部分の素材には、帝人フロンティア製のトリプルドライ®カラット®を採用。スポーツウェアなどにも使われている素材で、吸汗性、肌離れ性に優れ、汗をかいても手洗いが可能なため、快適に使用できるのだ。
構成/ino