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圧倒されまくり!美食の都ホーチミンで出会った極上レストラン

2019.01.16

未体験ゾーンへグレイシートレインで進め!

『ノワール』で、まず通されるのはベトナムらしいシャレたインテリアのラウンジ。

 ここで体験させられるのが、アイマスクを付けて視覚を遮られた状態での形合わせパズルである。ちなみに○○の答えはまだ先だ。

 このパズル、見えていれば誰でも一瞬でできる子ども向けのモノだけど、目隠しするとかなり手こずる。とはいえ、円錐角膜という眼の病気で視力の弱いオレはかなり早くできたんだけど、そんなオレでも、あ〜視覚っていうのは大事なんだなァと痛感させられる。

 そして、なんでこんなことを食事の前にさせられるかというと、人間がどれだけ普段視覚に頼っているのか? そして食事も“味覚”とかいって“舌”での味わいがクローズアップされるけど、実は視覚が非常に大事だということを気付かさせてくれるレストランなのだ。

 ということで、なんと客はこの後全員、真っ暗闇……本当に一筋の光すらない、完璧な漆黒の世界へ移動して食事をすることになる! さっきの“○○の中で食事”の答えは“真っ暗闇”だったのだ。

 “ノワール”……フランス語の“黒”という意味の店名はここからきているのだ!

 そんな暗闇への移動の案内、そしてサービスの全て受け持ってくれるのが、視覚障害者のスタッフ。この店はそういった方へ職の場を提供するという側面もあるのだ。

 さぁ移動だ!! もう移動からしてドキドキしますよ。グループならば前の人の肩に手をかけて、グレーシートレインのように人間ムカデ的な列を作って移動していく。トレインの先頭、いわばエリオ・グレイシーの場所にはスタッフ。この人の、

「ハイ、ここで右に曲がります〜」

 なんていう声を頼りに進んで行くと、最初の薄暗闇が徐々に完全な真っ暗になっていく。今のセリフで気付いたことないですか? セリフが日本語だったでしょ? そう、スタッフには日本語ペラペラの人がいて、日本人にはその人がしっかり担当してくれる! イスにも手取り足取り座らせてくれる。

 もちろん真っ暗闇なんで写真はない! そもそもカメラはもちろん、光りそうなスマホや夜光塗料がありそうな腕時計まで、全部ロッカーに預けていくのだ。

 真っ暗闇の中で着席。カーペンターズとか、なぜか『黒猫のタンゴ(皆川おさむではないバージョン)』といった無闇に陽気なBGMがかかる中、ドキドキしながらなにが始まるか待っていると、スープと前菜が4つ載った(と説明された)最初のプレートが運ばれてくる。右上から順番に食べるように促される。

 このプレートは暗闇の中で推察するに、松花堂弁当の容器のように田の字に区切られたヤツに、その4つの区分けごとに、一つ一つ小皿が置いてある。

 カトラリーも「皿の右に置いてあります」なんて説明受けつつ、恐る恐る文字通りの手さぐりで食べ始める。

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