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年末年始に歯磨きをさぼった人、必読!自分でできる歯の正しいメンテナンス方法

2019.01.15

どんな電動歯ブラシがおすすめ?

たいていの歯科医は、電動歯ブラシの使用をすすめている。その大きな理由は、短い時間で歯磨きが済むから。意外にも、「手動よりもプラークが確実に落ちるから」という理由で電動歯ブラシをすすめる歯科医は少ない。結局、手動であれ電動であれ、適切な磨き方を知らないと、宝の持ち腐れになるとしている。

適切な磨き方をマスターしたとして、どんな電動歯ブラシが良いのだろうか?

歯科衛生士の豊山とえ子さんは、「効果は値段に比例する」と一つのポイントを提示している。安かろう悪かろうで、千円程度のものでは、プラークを落とす効果はあまり期待できないという。

歯科医がよくすすめるブランドは、「ドルツ」(パナソニック)、「ソニッケアー」(フィリップス)、「オーラルB」(ブラウン)。この三強から、好みの一品を選ぶと間違いがないようだ。

多くの歯科医が推奨する「ドルツ」シリーズ(パナソニック)

どんな歯磨き剤がおすすめ?

歯磨き剤(デンタルペースト)については、このブランドが良いとか、価格が高いものが良いなどと具体的に語っている歯科医は少ない。基本的に、自分の口が抱えているトラブルに応じた効能を持つ歯磨き剤を選べばよい良いようだ。

逆にすすめられていないのが、成分として「つぶつぶ」が入っているもの(塩も含む)。こうした研磨剤入りの商品は、タバコなどのステインを落とす効果は認められるが、歯のエナメル質を傷つけて、かえってステインが付きやすい状態になることが多い。ステイン落としはほどほどにし、時々研磨剤の入っていない液体歯磨きを使う方がよいかもしれない。

また、殺菌作用の高い洗口液(マウスウォッシュ)は、口内の無害な菌までなくして、かえって(カンジダ菌のような)悪玉菌を増殖させるリスクがあるので、あまり推奨されていない。

デンタルフロスは使うべき?

欧米では使用率が半数を超えるデンタルフロス(フロス)だが、日本ではいまだ約2割にとどまる。

フロスについては、ほとんどの歯科医が「使うべき」とアドバイスしている。これは、歯ブラシのプラーク除去率はおよそ半分程度に過ぎず、それを補完するのがフロスの重要な役割だから。

フロスには、ケースの中にぐるぐるに巻かれた糸巻きタイプ(ロールタイプ)と、柄のついたホルダータイプがある。フロスを使い慣れないうちは、ホルダータイプが良いという。糸巻タイプに比べてコスパが悪く思えるが、ホルダータイプは洗えば何度も使えるので、決して割高ではない。

糸巻きタイプは、ワックスでコーティングされたものと、コーティングされていないノンワックスのものに大別される。前者は歯間に挿入しやすく糸が切れにくい、後者は繊維が広がってプラークを取りやすいという長所がある。

ワックスコートされたフロスの一つ「アドバンテージ スポンジフロス」(クリニカ)

歯間ブラシは使うべき?

歯間が広めの箇所、特に歯と歯の間の隙間の形が三角形の箇所は、歯間ブラシの出番となる。歯間ブラシには、4SからLLまで7段階ものサイズがあり、サイズ選びが大事だという。これを間違えるとプラークがよく落ちなかったり、歯や歯ぐきを傷つけかねない。また、同じ人でも「この箇所にはこのサイズ、別の箇所にはこのサイズ」というふうに、隙間に応じて使い分ける必要も出てくるので、ベストの選択をするためには、歯科衛生士に相談するのがよいだろう。

歯間ブラシの一つ「システマ 歯間用ブラシ」(ライオン)

ちなみに、爪楊枝は歯ぐきを傷つけるリスクがあるので、推奨されていない。

もはや国民病と言っていい歯周病は、歯を蝕むだけでなく、原因菌が体内に入り込んで、心筋梗塞や脳卒中など様々な疾病に関わっていることが判明している。

そう、単に歯を1本失うくらいでは済まされないのが、この病気の怖いところ。なので、飲み会などで帰宅が遅くなっても、最小限の歯のケアはしておこう。

参考資料:
・『長生きしたけりゃ歯を磨いてはいけません』(豊山とえ子/SBクリエイティブ)
・『歯周病が寿命を縮める』(花田信弘/法研)
・『歯をみがくのをやめると超健康になる!』(佐藤仁、中田/美知子/三笠書房)
・『「噛む力」が病気の9割を遠ざける,』(照山裕子/宝島社)

文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)

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