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2019.01.16

意外と知らない最旬グルメ「ジビエ」の高い栄養価

狩猟が解禁される冬期は、「ジビエ」のシーズンでもある。ジビエとは、野生の鳥獣の肉を意味するフランス語。日本では主にシカやイノシシの肉を指し、グルメな人以外にも広く注目されつつある。

今なぜ「ジビエ」なのか?

ジビエが注目される一因となっているのが、深刻化している野生鳥獣による被害。農作物の被害総額は毎年約160億円にものぼるだけでなく、耕作放棄・離農という副次的な問題も生んでいる。また、主にシカによる森林の被害面積は、年間約6千ヘクタール。土壌の流出や希少植物の危機的減少も現実化している。

車両との衝突事故などもあり、野生鳥獣対策は待ったなしの状況。ハンターが仕留めて埋伏・焼却処分する頭数管理だけでなく、食用としての活用推進が政府によって積極的に進められている。

野生鳥獣による農作物被害額は漸減傾向にあるものの…(資料:農林水産省)

平成28年度の統計では、ジビエの利用量は1629トン。そのうち約75%が食用として供され、残りはペットフードなどに使われている。政府による、ジビエ活用のモデル地区や鳥獣被害防止総合対策交付金の整備と、ジビエ料理の認知拡大によって、今後利用量は増えていくことが予想されている。

栄養価の高い食材としても注目

ジビエが注目されるもう一つの理由は、栄養価の高さ。

例えば、エゾシカ。このもも肉には、100gあたりたんぱく質が約22g含まれている。この値は、鶏肉や豚肉とほぼ同じだが、体内の脂肪燃焼を促す機能性アミノ酸のカルニチンの含有量が目立って多いという特徴がある。

そして、脂肪は100gあたり約5g含まれている。比較的低脂肪なうえに、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスがよく、家畜肉の脂肪のような生活習慣病のリスクが少ないと考えられている。

鉄分については、豚肉・鶏肉の約5倍含まれており、貧血の緩和・予防にもよいとされる。

シカ肉と家畜肉の主要栄養価比較(日本ジビエ振興協会ウェブサイトより)

イノシシの肉については、分類学的には同じ種である豚の肉と栄養価は似ているが、鉄分とビタミンB2、B6、B12の含有量において勝っている。

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