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初代、2代目とは全く異なるコンセプト!17年ぶりに復活を遂げたトヨタ「スープラ」の全貌

2019.01.16

気鋭のモータージャーナリスト4名による試乗レポート

「初心者でもそれなりに楽しめるスポーツカー」

自動車生活探検家
石川真禧照さん

今回はサーキットで1回2周(ピット前を2回通過する)を2セット走るという短時間の試乗だったが、全開で走るのはプロのレーシングドライバーに任せて、コースを一般道に見立てて左側通行で走行した。Dレンジでスタートし、コーナーを曲がる時にすぐにわかったのは、回頭性のよさ。攻め込んでも電子制御がクルマを安全方向に導いてくれる。これなら素人が多少、峠道を攻めても安心だ。しかもシフトダウン時に排気音が勇ましく聞こえる仕掛けも用意されていた。誰にでもそれなりにスポーツ走行を楽しめるクルマであることは間違いない。

「本性は上級者向けのリアルスポーツカー!?」

モータージャーナリスト
青山尚暉さん

プロトタイプに試乗して強く感じたのは、3ℓ直6ターボエンジンが放つ、あたりの空気を震わせる快音(一部演出)と、レーシングカートのような回頭性&操縦性だ。試乗時の路面はあいにくのウエットだったので、丁寧なステアリング操作、アクセル操作をしないと操舵に対する挙動は、かなりセンシティブ。上級者だけでなく初心者にも門戸を開いた『86』とは全く性格が異なる。「ユーザーのスキルを要求する」という通り、容易には全開にできない上級車向けのリアルスポーツカーがその本性ではないだろうか。発売後に『Z4』との違いを確かめるのが楽しみだ。

「絶品の直6エンジン!気になるのはその世界観」

モータージャーナリスト
金子浩久さん

17年ぶりの新型『スープラ』はエンジンが絶品だった。パワフルなだけでなく〝パワーの粒子〟のキメが細かく、粗野なところがなくてとても上質だ。レスポンシブルでサウンドも耳に残る。乾いた残響が長く尾を引く。こんなに官能的なサウンドとタッチを持ったエンジンは久しぶりだ。『セリカ』の上級版『セリカXX』として始まった『スープラ』だったが、新型が今後、どんな世界観を訴求しようとしているのかが問われることになるだろう。共同で開発されたBMW『Z4』と共通する要素と『スープラ』ならではの要素がどこなのかも、ものすごく気になる。

「敷居の低さと運転の難しさは諸刃の剣かもしれない」

モータージャーナリスト
高山正寛さん

プロトタイプに乗った印象はドライバーを選ばないスポーツカーであるということ。たとえレベルやスキルに差があっても、その人なりに『スープラ』のテイストを味わうことはできる。その点での敷居は低いのだが、一方で乗りこなすための〝難しさ〟はあり、ディメンションや新機構から生まれる「あまりにもよく曲がりすぎる特性(褒め言葉)」は諸刃の剣かもしれない。クルマはきっと良いものに仕上がるだろうし、人気も出るだろう。ただひとつ修正してほしいのはいくらBMWの工場で生産するとはいえ「ウインカーレバーが左側」というのはやはり違和感がある。

取材・文/石川真禧照 撮影/望月浩彦

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