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2019.01.15

北海道以外のエリアで「ブラックアウト」が起こる可能性は?

「ブラックアウト」という言葉は誰でも耳にしたことがある。語感が格好いいのでアーティストの楽曲名やゲームなどでも使用されている。しかし“現象”となって私たちの目の前に現れるとは想像もしていなかった。

それが起きたのは2018年9月6日未明、震度7の北海道胆振東部地震が発生した17分後のことだった。地震の影響で安全装置が働き、苫東厚真火力発電所を皮切りに、北海道各所の発電所が停止。電力の需要と供給のバランスが崩れ、北海道全体が大停電を起こした。これを「ブラックアウト」と呼ぶのだ。日本で初めて確認された現象だった。

未明の時間に大規模停電が発生したため、北海道全域が闇に覆われ何も見えなくなってしまった。当時の混乱はTwitterをはじめとするSNSで数多く見られた。北海道民はとてつもない不安に襲われたに違いない。

不幸中の幸いだったのは、そこから比較的速やかに復旧が行われたことだ。地震発生時は最大で約295万戸が停電していたが、2日後の8日には99%が復旧。一時は電力の供給が不足し再び停電の恐れがあったものの、約2週間後の19日には苫東厚真火力発電所1号機が復旧し、電力の需給を安定化させることに成功した。

このショッキングな現象で一気に認知度が広まった「ブラックアウト」。北海道以外の日本各地でもブラックアウトが起きる可能性を心配する人もいるだろうが、危険度はそれほど高くないらしい。

東京電力・関西電力・中部電力は、大規模発電所を多数保有し、1つの発電所が占める供給量の割合も低いとされる。ある発電所が突然停電しても、別の発電所が助けてくれるというわけだ。

しかし北海道で起きたブラックアウトは、想定されていたものではなかった。自然の脅威は決して人間の予想通りにいくものではない。いずれ起きるであろう首都直下地震や南海トラフ地震など、大災害を見越して“防災の備え”をしておくのが賢明だ。

文=いのうえゆきひろ

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