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2019.01.14

日本中が歓声をあげた金足農の甲子園夏のドラマを振り返る

開催100回目を迎えた2018年の「夏の甲子園」。記念すべき大会だけに熱い戦いがたくさんあった。テレビの前で何度歓声を上げたことか。思い出すだけで手に汗を握り、球場に立ち込めた熱気が脳裏をよぎる。

今大会も甲子園に棲みつく魔物が私たちに様々なドラマを見せてくれた。その中でも第100回大会の一番の記憶はやはり秋田県代表の金足農業高校ではないだろうか。

秋田大会の決勝を制し、11年ぶりの甲子園出場を決めた金足農業高校。そのエースは吉田輝星投手。しかしこのときはまったく話題になっていなかった。なにせ公立高校の上に優勝候補でもなく、さらに第1回戦の相手が鹿児島県代表・鹿児島実業。誰もが鹿児島の強豪の勝利を予想していた。

ところが! 金足農業高校はエース吉田投手の快投で、【金農 5–1 鹿児島実】で勝ってしまう。これに一番驚いたのは、秋田県民だったはず。ここから吉田投手率いる金足農業高校の“夏のドラマ”が幕を開ける。

第2回戦に当たった岐阜県代表・大垣日本大学高校戦では、強豪相手に【金農 6 – 3 大垣日大】で勝利。このとき吉田投手は13三振を奪う力投を見せた。

第3回戦の南神奈川代表・横浜高校戦も1点差で勝利。8回裏の攻撃で6番高橋野手の放った逆転3ランが決め手となった。このときから日本中が金足農業高校に注目し始める。金足農業高校って実はダークホース?そんな期待が生まれたのだ。

そして迎えた準々決勝。相手は滋賀県代表・近江高校。吉田投手の投球が冴えたものの強豪相手に苦戦し、迎えた9回裏の時点で1点リードされた状態。「もはやここまでか……」。誰もが諦めたそのときだった。まさかの逆転2点スクイズを決め、サヨナラ勝利してしまう。これには日本中がわいた。甲子園に棲みつく魔物が私たちにドラマを魅せつけた瞬間だった。

その後、準決勝で当たった西東京代表・日本大学第三高校を破り、見事決勝に進出。しかし大阪桐蔭高校に勝てず甲子園準優勝という結果になったが、金足農業高校の球児たちが見せてくれた“夏”に日本中が感動しただろう。

それから約2か月後に行われたプロ野球ドラフト会議で、甲子園の立役者・吉田輝星投手は日本ハムファイターズに入団。2019年シーズンでどう活躍するのか期待されている。

高校球児たちが真っ黒に焼けた肌に汗をかいて、全力でたった1球を追いかけた2018年の夏。記念すべき第100回大会も素晴らしいドラマを魅せてもらった。この記憶が色あせることはないだろう。

文=いのうえゆきひろ

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