人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

新幹線網の隙間をカバーするJR東日本&東海の注目特急車両【鉄道事典】

2018.12.29

いくら新幹線網が発展したといっても、全国隅々までカバーするのは難しい。そんな中、地域の足として確たる地位を持つ特急を、JR東日本・東海管内から3種ご案内したい。

「ワイドビューふじかわ」

身延線、東海道本線を経由し、静岡と甲府を結ぶのが「ワイドビューふじかわ」だ。身延線は特急名にもなっている富士川沿いを走ってはいるものの、実は一度も富士川を渡らず、「ふじかわ」も富士川を渡るのは東海道本線に入ってからになる。「ふじかわ」に使用される373系は通常のリクライニングシートのほか、セミコンパートメント席もあり、大きなテーブルもあるのでグループ旅行に最適だ。

くねくねと富士川に沿って静岡県を北上し山梨へ縦断する「ふじかわ」は静岡県内では随所で富士山を車窓から眺めることができる。甲府盆地に入るとのちに富士川に合流する写真の笛吹川橋りょうを渡り、終着の甲府駅に到着する。

「成田エクスプレス」

池袋・新宿・東京など都心ターミナル駅はもちろん、大船や富士山観光への玄関口となる河口湖などとJRが持つ広い沿線ネットワークを活かして成田空港アクセス特急として活躍する「成田エクスプレス」。車両は2代目のE259系で運転されている。スタイリッシュなロゴマークが特徴で空港アクセス特急らしく高頻度運転も実施されている。2編成を連結し12両編成で運転され、東京駅から行き先別に分かれて運転される列車も多い。

グリーン車は本革張りシートを採用した豪華仕様で、海外からやってきた訪日利用客にインパクトを与える。また、大型の荷物棚にはダイヤル式チェーンキーも備えており、防犯カメラと合わせてセキュリティも万全だ。

「しなの」

「しなの」は名古屋と長野を中央本線と篠ノ井線を経由して結ぶ特急で、その走行区間の多くが旧街道中山道沿いを走る。山間を走ることからカーブが多く、曲線でも速度を落とさずに走行するための制御付き振り子式と台車がカーブに合わせて舵を切る操舵台車を採用している。長野方には前面展望も楽しめるパノラマタイプのグリーン車が連結されている。運転本数も多く、JR東海の在来線特急の中でも代表的な特急列車だ。

塩尻以西の中央本線沿線には旧宿場町も多く、写真の奈良井宿のように風情ある町並みの中を「しなの」は走る。標高が高い箇所もあり、四季を通して季節を感じることのできる風景が広がる。

撮影・取材・文/村上悠太
※画像の無断転載を禁じます
※データは2018年12月現在です

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年7月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は超強力なUSBモバイル扇風機!大特集は「夏の新製品辛口評価テスト」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。