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2階建て、320km/hの日本最速モデル、JR東日本が誇る新幹線の最新車両【鉄道事典】

2019.01.05

JR東日本では東京駅を起点として北海道/秋田/山形/新潟/北陸へと向かう広範囲な新幹線網を持つ。二階建て車両の引退も間近に迫った今、改めて注目したい。

「E4系Max」

増加する新幹線通勤・通学者への着座機会向上のために導入されたオール2階建て新幹線「Max」の2代目E4系は、2編成連結して16両編成となると合計1634席となり、この数字は高速鉄道として世界最大の座席数となる。ただ、高速化が進むJR東日本管内の新幹線車両において最高時速240KmのE4系はダイヤ構成上のネックとなっており、ついに2020年度末までに完全引退が予定されている。眺望の良い2階席を楽しめるのもあとわずかだ。

現在では上越新幹線のみでの活躍となっているE4系。同線を代表する大清水トンネル(写真)は有名小説「雪国」に登場するトンネルの新幹線版だ。関東平野を抜け、新潟方の入口を出れば銀世界の越後湯沢に着く。

「E5系」

これまでの最高時速275kmで運転されていた東北新幹線だが、それを国内最速の時速320kmへ向上させた次世代東北新幹線のスタンダード車両。「はやぶさ」を中心に、東京から津軽海峡を越えて新函館北斗まで運転されている。10号車にはこれまでのグリーン車を超える新幹線のファーストクラス「グランクラス」が連結され、豪華なシートのほかドリンクとともに軽食サービスも行われており、旅客サービス面でも新時代の扉を開いた車両だ。

現役バリバリのE5系だが、実は大宮の鉄道博物館にはすでにE5系が展示されている。これは引退車両ではなく、鉄道博物館の新館オープン時に新造したモックアップで走行装置など以外は実車と変わらない車両になっている。

「E6系」

秋田新幹線「こまち」向け車両として2013年にデビューしたE6系は、東北新幹線ではE5系と連結し、日本最速の最高時速320kmで走行する。その一方で、盛岡〜秋田間では在来線区間を走行することからE5系より車体は一回り小さく、自然豊かな沿線の中を特急列車のような感覚で走る。車両デザインはフェラーリのデザインを手がけた奥山清行氏が担当。なまはげをイメージした赤いラインとスタイリッシュな先頭形状が人気の新幹線だ。

矢のように走り抜ける新幹線区間に比べて在来線区間は景色が美しい。中でも岩手県と秋田県の県境にある「仙岩峠」は四季折々の風景が楽しめる。難所ということもあり、俊足のE6系もこの区間はゆっくりと歩みを進める。

「H5系」

2016年の北海道新幹線新青森~新函館北斗間開業時にJR北海道が導入した同社初の新幹線車両となった。基本的な仕様はJR東日本のE5系と同じだが、外装内装ともにいたるところに相違点が見られる。北海道に行くならぜひH5系に乗りたいところだが、実は東京~新函館北斗間を走行するH5系の「はやぶさ」ははやぶさ10号、22号、29号のみと非常に少なく、その他は全区間を走破する運用以外に使用されている、少しレアな列車となっている。

外見でE5系と異なるのは、ラインのカラーとロゴマーク。E5系のピンクのラインに対し、H5系ではライラック、ラベンダーなどをイメージした「彩香パープル」を採用。普通車の車内には雪の結晶をイメージしたデザインがある。

撮影・取材・文/村上悠太
※画像の無断転載を禁じます
※データは2018年12月現在です

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