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2019.01.04

なぜ日本人は今も昔も〝かまど〟にこだわり続けるのか?炊飯器の平成史を辿る

【プレーバック 平成元年】今も昔も日本人は炊飯器にこだわり続ける!

 平成最後の年末・年始です。流行語大賞にはノミネートされませんでしたが、「平成最後の」はわりとメディアで使われた言葉じゃないでしょうか。というわけで、今から30年前の昭和63年、平成元年を「DIME」のバックナンバーで振り返ってみます。

 少し家電に興味のある人であれば、炊飯器がいかにごはんの味を追求した新製品を出しているかはご承知の通り。

<1億総グルメの世の中では、操作上の便利さはもちろんだが、おいしく炊ける炊飯器でなければユーザーを満足させられない。ということで業界は“味”を競って続々と新製品を出してきた。>

 そのまま今の原稿に使えそうな文章ですが、こちらは30年前、平成元年10月5日号の記事。

 もちろん、使われている技術は今とは異なっています。当時は、お米の量に合わせて火加減がコントロールできるマイコンタイプが主流でした。1988年の総出荷数約600万台のうち、65%がマイコンタイプだったそうです。

 現在人気のIHタイプは、この前年(1988年)に初めて発売され、普及し始めるのは1990年代からです。今や上位モデルは、ほとんどがIH、もしくは圧力IHの炊飯器ですから、30年でかなりごはんの味も変わってきました。お米自体も美味しくなっていますしね。

 記事中に紹介されている製品は、ヒーターの火力や位置に工夫を凝らし、「昔ながらのかまどの炊き方を再現」というような表現が目立ちます。これも、いまだに追求されていますよね。もうかまどで炊いたご飯を食べたことのある人も少数だと思いますが、結局、究極はかまどらしいです。また、炊き込みごはんやおこわ、おかゆのモードもアピールされています。

 個人的に気になったのは製品の容量です。1リットル用、1.8リットル用、というようにリットル表示です。1合は約180mlですので、1リットル用が5.5合炊き、1.8リットル用が10合炊きです。今や少人数世帯が増えたこともあり、3合炊き、大きくても5.5合炊きを選ぶ家庭が多いのですが、30年前は最低でも5.5合で10合炊きも普通に用意されるなど、全体的に大きめでした。

 しかし、日本人がお米を食べている限り、炊飯器は進化し続けるはずです。30年後にはどんな製品が出ているんでしょう。

文/小口覺

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