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2018.12.31

ポケベルブーム前夜、平成元年にSNS疲れの予兆を発見!?

【プレーバック 平成元年】ポケベルブーム前夜にSNS疲れの予兆が!?

 平成最後の年末・年始です。流行語大賞にはノミネートされませんでしたが、「平成最後の」はわりとメディアで使われた言葉じゃないでしょうか。というわけで、今から30年前の昭和63年、平成元年を「DIME」のバックナンバーで振り返ってみます。

 ポケットベル、略してポケベル。懐かしい響きです。先日、最後までポケベルのサービスを提供していた東京テレメッセージが、2019年9月末にサービスを終了させると発表しました。

 ポケベルを使っていた人は、2種類に分けられると思います。ひとつは、仕事として会社から持たされていた人。世代でいうと、40代後半より上でしょうか。もうひとつは、プライベートの通信手段として使っていた人。こちらは、90年代に高校生や大学生だった世代が中心です。文字送信ができる前は、「106410(TELして)」「114(いいよ)」といったように数字でメッセージのやりとりがなされていました。

 こちらの記事(平成元年1月1日号)が書かれた時代は、まだ仕事メインのユーザーがほとんどだった頃。それでも、<「会議中に彼女からのベルが鳴りひんしゅくを買った」(30歳・製薬営業マン)>といったように、恋人との連絡に活用する猛者がいたようです。

 記事では、ポケベルの「役だったこと、困ったこと」を愛用者70人に調査。

「ポケベルが役だったこと」の1位は、「緊急用に便利」、2位は「家族からの連絡に便利」以下、「情報をすばやくキャッチできる」「お客さんへのサービス向上」「恋人との待ち合わせに便利」と続きます。

 一方、「ポケベルで困ったこと」は、1位「電車の中で鳴る」、2位「商談に水をさされる」、3位「間違いで鳴る」、4位「くだらない用で呼ばれる」、5位「神経衰弱になる」。

 これらは、今の人がスマホに感じているメリット・デメリットに似ているのではないでしょうか。「神経衰弱になる」なんてのは、現在の「SNS疲れ」に通じるものがあります。

 ポケベルの時代とスマホの時代、どっちがキツイでしょうか。ポケベルは、基本一方通行で、詳細のやりとりは電話をかけるなどのアクションが必要だったので、その手間はありましたね。方や、今のスマホは双方向でやりとりできましたが、通知の回数、メッセージの量はポケベル時代に比べてはるかに多いです。つながっている人が多いですしね。ストレスの総量としては似たようなものかもしれません。

当時の最新モデル。ようやく数字や定型文が送れるようになった(自由にテキストが送れるようになったのは1995年前後から。同時に携帯電話やPHSへの移行が始まっていく)。

文/小口覺

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