人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2019.01.01

世界的に進むフードメニューの「デカ盛り化」の実態

 大食いファンの間でよく話題になる“デカ盛り”メニューの店だが、世界的に見ても外食メニューの1人前のボリュームが増えていることが報告されている。そしてこれが世界的な肥満傾向の主要因であると警告が発せられているのだ。

世界的な関)の調べでは過去40年で世界の肥満人口は3倍に増加しており、肥満はもはやグローバルな健康問題と化していることが指摘されている。世界的に“飽食の時代”を迎えているのだ。

 米・タフツ大学の「ジーン・マイヤーUSDA老化に関する人間栄養研究センター」をはじめとする国際的な研究チームが2018年12月に「ブリティッシュ・メディカル・レビュー(BMJ)」で発表した研究では世界6ヵ国(中国、ブラジル、アメリカ、インド、フィンランド、ガーナ)の外食の1人前のカロリーを調査している。

 ファストフードとレストランの2つにジャンル分けして各国それぞれランダムに選んだ111店の外食メニュー1人前のカロリーを計測したのだが(ガーナはレストランのみ)、世界的に料理の高カロリー化が進んでいることが示されることになった。総じて外食メニューの分量が多いことで知られるアメリカだが、今やインドやガーナのほうが“大食漢”であるという意外な実態も明らかになっている。

EurekAlert」より

 平均すると1人前あたりのカロリーはファストフードが809キロカロリー、レストランメニューが1317キロカロリーであった。ファストフードはよく肥満の“犯人”扱いにされることが多いが、実はレストランメニューよりも33%、低カロリーになっている。

 1日3食+間食を前提にすると、1食あたりは600キロカロリー以内に抑えることが公衆衛生上推奨されているのだが、実態は理想とかけ離れており、97%のレストランメニューと72%のファストフードメニューの1人前の分量が600キロカロリーを越えていた。このうち4ヵ国の3%のレストランメニューは1食で2000キロカロリーを越えているという。外食をすればたいていはカロリー超過になることが示唆されているのだ。

 フィンランドでは社員食堂のメニューも調査されたのだが、これら社食メニューは他の2つの平均に比べ25%低カロリーであった。社員食堂ではやはり従業員の健康が配慮されているということだろうか。

 世界的に見ても外食メニューの高カロリー化が進んでいることが明らかになった今回の調査だが、個人レベルでは外食が続かないようにするなど食生活の見直しが求められているようだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年3月15日(金) 発売

DIME最新号の特別付録は「超望遠8倍スマホズームレンズ」! 特集は「春の新製品ベストバイ」「超進化形スーツ」 etc.

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。