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iPhone XRは値下げ?iPhone SE2が登場?アップルの気になる噂を検証

2019.01.07

“iPhone SE2”が出るかも

石川氏:それもそうだし、この間のAppleの発表を見ると、「MacBook Air」を復活させたり「Mac mini」を出したりして、“マーケティング的に名前を付けました”感がすごくするので。

MacBook Air

Mac mini

法林氏:まぁね、MacBook Airは象徴的だもんね。

石川氏:そうそう。ああいうのを見ると、もしかしたら“iPhone SE2”とか、あるんじゃないのかなって気がちょっとしてきたんだよね。

石野氏:8の筐体を使い回して“SE2”という名前を付けちゃうとか、ありえますよね。

石川氏:そうそう。

房野氏:学割の時期に新規のiPhoneって出ましたっけ?

石野氏:「iPhone SE」は出ましたよ、ちょっと遅かったですけど。

房野氏:またその時期に出る可能性はありますか?

石野氏:場合によっては。

石川氏:Appleって、3か月に1回の決算期になっていて、新製品をそれぞれの期にバラす傾向があるんですよ。iPhone XS/XS Maxは9月中に出したし、XRは10月末に出して、iPadを出したりもしているので、次の1-3月期に何を出すのってことがあるわけですよ。今年はiPadの9.7インチを出したので、たぶん、3月までに何かしら新製品が出るんじゃないかなっていう気がしています。

石野氏:経営の課題として、iPhoneの売上が突出している。今までは9月が入る期だけどーんと売上が上がって、そこからガクンと落ちちゃっていた。業績を測るのが困難といわれている。株式市場に対しても良くないということで、いかにもティム・クックらしい判断といえばそうなんですけど、売上をバラして分散していこうということで、そういう意味で真っ当な経営者ですよね。スティーブ・ジョブズだったら、別にいいじゃんそれでって言いそうですけど。

石川氏:それでいうと、iPadの新製品が来年3月までに出ることは、たぶんない。出るとしたらiPad miniかなって気もするし、iPhone SEなのかもしれないし。何かしら市場に寄った端末が出るんじゃないかなーって気がしている。

石野氏:今回のMacBook Airを原点回帰とか書いている人は、ポエムが過ぎるだろうって。これの、どこが原点に回帰しているんだよって。

房野氏:Appleの株価ってどうなんですか?

石野氏:みんなXRに期待しすぎていたんですよ。期待外れだというので下がりました。

石川氏:ただ、すごいのは、Xも売れなかったんじゃないかって散々言われていたけれど、業績は上がっている。高級路線も間違ってはいないんだなって気がする。

石野氏:スマホの機種別で見ると、Xは売れていたんですよね。

石川氏:平均販売価格が上がるじゃないですか。200ドルくらい上がったのかな。

法林氏:それで調子に乗っちゃったから……

石野氏:値段を上げ過ぎちゃったんだろうな、今回。

石川氏:これでまた上がるかもしれないね。

法林氏:僕は手元に8/8 Plusを残してはいますけど、XS/XS Maxが発売されてから2か月ちょっと過ぎて、すでに1年間Xを使ったし、周りの同業者はXSかXS Max、XRにしているので、8以前の上下に額縁のあるiPhoneは昔のiPhoneに見える。

房野氏:確かにそうですね。

石野氏:それはある。でも一方で、10年間ホームボタンを使ってきた人が、急にそれをなくされて、すっと移行できない気持ちもちょっとわかりますね。

法林氏:8が今、売れているのは、ベーシックなのがいいから売れているというよりは、僕は値段でしかないと思っている。

房野氏:もしXSが安かったら、XSを買っていると?

法林氏:売れていると思いますよ。値段とのバランスが崩れているだけなので。重いという問題はちょっとあるけど。これをステンレスで作っちゃったか、もう少し軽くできなかったかというところがある。

石野氏:XRをもう一段安くして、XSを今のXRくらいの価格にすればバカ売れしたんだろうなって感じはするんですけど、Appleはそういうことはしないだろうなと。

好評のApple Watch、アプリの充実に期待

房野氏:ところで、ちょっとiPhoneから離れて、Apple Watchはどうですか?

石野氏:Apple Watchは売れ行きが伸びていますね。毎シーズン、伸びていますが、今回は引きが強いというか。

石川氏:Apple Watchは今年、非常に良かったんじゃないですかね。

石野氏:進化が分かりやすいので、iPhone以上に面白いですからね。

房野氏:発表当時は、Apple Watchこそ新製品と謳っている記事をいくつか見ました。

石野氏:XRは別ラインという感じですけど、iPhoneは今年、マイナーチェンジじゃないですか。Apple Watchはディスプレイが大きくなって、スマホではフルモデルチェンジに近いし、デザインも変わった。

法林氏:初めてケースが変わった。

石川氏:初めての大きなチェンジ。

石野氏:時計として見ても、ケースを変えたのは大きい。

法林氏:ライバルメーカーさんがスマートウォッチを出しているけれど、この薄さの製品はなかなかない。そこはすごいと思うけど、その割に入れるアプリがないんですよ。

石野氏:それはスマートウォッチ共通の課題ですね。

法林氏:Apple TVを見ても思うんですけど、AppleはiPhone以外のプラットフォームで、どうしてこんなにアプリのベンダーがいないんだろうと思うくらい、アプリがない。

石川氏:意外ですよね。これだけユーザーがいて、ビジネスになりそうな気がするんですけど。

法林氏:いかに日本のAppleが、開発者をサポートしていないかがよくわかる。

石野氏:でも、まぁ、スマートウォッチに関しては、仕方がないところもあるかな。これでアプリを使いこなせっていうのも、結構無茶な話。

石川氏:スマートウォッチの活用法が、まだみんな見いだせていないというか。唯一、Appleは健康方向に行って、心拍数を計ることができるだ、なんだとやっている。

房野氏:心電図は日本で測れるようになるでしょうか?

石野氏:いや、難しいでしょうね。

法林氏:無理です。

石野氏:Apple Watchも当初は、アプリでカスタマイズとか超高級路線とかいっていたんですけど、Series 2で急にいわなくなり、一気にスポーツ路線になり、やたらNIKEを推してきて、しまいには転倒検知機能が付いたりして、どんどん見守り系に振ってきている。でも、それは正しい方向だと思うんです。こんなに小さいのに、時計に複雑な機能を求めてはいけないよって。

法林氏:常駐で、バックグラウンドで動かしておく便利なアプリが意外にない。ユーザーも慣れていない感がある。例えば、結構アホな話なんだけど、15時に連絡があるから、スマホの時計にアラームを設定しようとして、設定したとき音って消していいのかな、でも、スマホを出しておかないと気がつかないよな、といろいろ思っていたんだけど、あ、スマートウォッチで設定しておけばいいんだって。そこに気がつかないんですよ。俺、時計しているんだったら、時計でアラームをセットすればいいじゃんってことなのに、意外に気がつかない。当たり前の話なのに。

石川氏:時計は進化できるんだけど、人間が追いついていない気がする。

法林氏:本当にそう思います。

石野氏:僕は音声認識でメッセンジャーの返信をしたりします。あとはあれですかね、大使館に入るときに録音機能をオンにしておくとか……。

房野氏:それはちょっとブラック過ぎですよ(笑)

......続く!

次回は、秋冬スマホ・ケータイPayPayなどQRコード決済について話合います。ご期待ください。

法林岳之
法林岳之(ほうりん・ たかゆき)
Web媒体や雑誌などを中心に、スマートフォンや携帯電話、パソコンなど、デジタル関連製品のレビュー記事、ビギナー向けの解説記事などを執筆。解説書などの著書も多数。携帯業界のご意見番。

石川 温
石川 温(いしかわ・つつむ)
日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、2003年に独立。国内キャリアやメーカーだけでなく、グーグルやアップルなども取材。NHK Eテレ「趣味どきっ! はじめてのスマホ」で講師役で出演。メルマガ「スマホで業界新聞(月額540円)」を発行中。

石野純也
石野純也(いしの・じゅんや)
慶應義塾大学卒業後、宝島社に入社。独立後はケータイジャーナリスト/ライターとして幅広い媒体で活躍。『ケータイチルドレン』(ソフトバンク新書)、『1時間でわかるらくらくホン』(毎日新聞社)など著書多数。

房野麻子
房野麻子(ふさの・あさこ)
出版社にて携帯電話雑誌の編集に携わった後、2002年からフリーランスライターとして独立。携帯業界で数少ない女性ライターとして、女性目線のモバイル端末紹介を中心に、雑誌やWeb媒体で執筆活動を行う。

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