人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.12.29

平成最後の「ポタフェス」でみつけた2019年注目のオーディオ製品はコレだ!

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

Introduction

今年も12月である。そんな中、平成最後の「ポタフェス2018冬」が15日と16日にベルサール秋葉原で開催され、190を超えるブランドの製品が出品された。今回は新製品にこだわらずに気になるアレコレをレポートしたい。

まず、気になったのはクアルコムが出展したことだ。Bluetoothの高音質コーデックとして欠かせないaptXのソフト&ハードウエアを作っているのがクアルコムである。今回は通信状況に応じてビットレートを自動的に変更して切れにくさと高音質を両立する「aptX Adaptive」のデモがおこなわれていた。LDACも通信状況に応じてビットレートを切り換えられるのだが、こちらは手動なのだ。

コンプライのイヤチップが特別付録に付いた「DIME」2019年2月号もお見目えしていた。

Report

●QualcommがTrueWireless Stereo Plusを実演

クアルコムのブースではTWS(TrueWireless Stereo)Plusの実演がおこなわれていた。今使われているBluetoothの接続方法はリレー方式と言って、LRの信号を親機に送ってそこから子機に送る方式である。このリレー方式の弱点は親機の消費電力が多くなり、子機の電池に残量があっても、親機の電池がなくなった時点でイヤホンが使えなくなる。これに対してTWSは親機と子機を左右入れ替える「ロールスワッピング」と呼ぶ機能を搭載。手動または自動で親機と子機を入れ替えることで電池の消耗を左右均等にすることを目指している。

これをさらに進めたのがTWS Plusである。aptXに対応するSnapdragon 845シリーズを搭載したDAPまたはスマホとペアリングすると、LRの信号を独立して左右のイヤホンに送信できるのだ。左右均等に電池が減るので、電池寿命が長くなる。さらに送信するデータが少なくなるためビットレートを下げられ、通信の安定性が高まるのだ。これを実現するICチップがQCC5100である。現在、Snapdragon 845シリーズを搭載したスマホは存在するが、メーカー側がこの機能を有効にしていないため、まだTWS Plusが使える機器はない。2019年のCESにはTWS Plus対応モデルが登場するに違いない。これは楽しみである。さらに冒頭で書いた高音質と安定した接続を両立するaptX Adaptiveも控えている。

QCC5100を採用した左右独立型イヤホンは何種類かあり、ポタフェスに出品されているモデルもあった。QCC5100搭載モデルはTWS Plus以外にも、複数のBluetoothイヤホンに同時に同じ音楽を流せるブロードキャストオーディオ機能も使えるようになる。

QCC5100の評価基板を2枚使ってLR独立での信号伝送デモがおこなわれていた。白と黒の左右のヘッドホンを耳に当てると、確かにステレオ再生されている。

こちらが送信側のBluetooth接続状況。LRが独立した機器として認識され、電池の減りは75%と65%とほぼ同等だった。

左が従来のリレー方式での接続。右がTWS Plusを使った左右独立の送信方式。

ポタフェス会場に展示中のTWS Plusに対応した左右独立型のBluetoothイヤホン。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年1月16日(水) 発売

DIME最新号の特集は「あなたの願いをかなえる神ガジェット100!」「ニトリVS無印良品のコスパNo.1商品対決」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ