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2018.12.23

〝隠す〟から〝見せる〟へと変化した「天使のブラ」の平成史

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

【1996年~2000年】カラーバリエーション、谷間メイクで大ヒット商品に

トリンプの「天使のブラ」は平成6年(1994年)にデビューし、累計販売2000万枚超(2018年10月現在)のロングセラーとなったブラジャーシリーズ。ブラジャーの商品名で最初に思い当たるものとして、約7割が「天使のブラ」と回答、4人に1人は実際に使用したことがあると答えた平成の代名詞となったブラジャーだ。

平成のトレンドとともに進化し、その時代の女性のニーズと悩みに対応してきた「天使のブラ」の変遷から、ブラジャーの進化の歴史を振りかえってみよう。

平成の初めのころ、ブラジャーといえば“バストを守るもの”という考え方で、カラーも白やベージュが主流だった。平成6年にデビューした「天使のブラ」はファッションと同様に“下着を楽しむ” というコンセプトで、着け心地の良さを打ち出すと同時に、当時としては画期的な「水色」をメインカラーに提案。気分が上がるようなカラーバリエーションを展開した。

平成7年(1995年)には、ボディコンブームの中で“男性目線”ではなく、女性自身の“もっとバストを大きく、美しく見せたい”という気持ちを叶える、初めて取り外しできるパッドを採用してボリュームアップ機能をプラスした「天使のブラ ウルトラアップ」を発売。バストをキレイに見せたいという女性の潜在願望を解放し、大ヒット商品となった。これ以降、パッドを活用して自由にボリューム感を調整するというブラジャーの新たなスタイルが浸透した。

平成10年(1998年)~平成12年(2000年)には、バストを自在にコントロールする「谷間メイク」がさらに発展。1998年発売の「天使のブラ アップ&クリック」、1999年発売の「天使のブラ 前止め谷間カチカチ」は、段階的に谷間メイクできる機能で、自分好みに調整ができるだけでなく、着用中でもシーンや時間帯などに合わせて、素早く簡単に調整できる利便性を追求。バストメイクはファッション感覚で楽しめることを提案した。

谷間メイクと同時に、「肩ひもがずれる」「ワイヤーが当たって痛い」などブラジャー特有の悩みに対応する商品を発表。ストラップのずれ防止機能「デルタマジック」を搭載した「天使のブラ デルタマジック」(1998年)や、ワイヤーの先端を平らにして外側に反らすことで、肌にワイヤーの先端が直接当たらずソフトな着け心地を実現した「NEWエンジェルワイヤー」を搭載した「天使のブラ NEWエンジェルワイヤー」(2000年)など独自の技術を開発。平成12年には売上総枚数が1000万枚を突破した。

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