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2018.12.29

魔法びんでお馴染みのサーモスがフライパンを発売する理由

 サーモスといえば、真っ先に魔法びんを思い浮かべる人が多いだろう。このほかには、ケータイマグやスープジャー、調理鍋もおなじみ。これらも、熱を逃さない魔法びんの真空断熱技術を生かして開発されている。

 ところが、同社が先日行なった新製品発表会で明らかにした、2019年2月1日から発売するキッチンツールの新ブランド『KITCHEN+(キッチンプラス)』では、最初に発売されるのがフライパン。同社が得意とする真空断熱技術とフライパンには何ら関連性が見当たらない。いったいなぜ、得意の真空断熱技術を生かせる商品ではなくフライパンを開発したのだろうか? そして、既存のフライパンとの違いは何だろうか?

なぜフライパンを開発したのか?

 開発したのは、取っ手が取れる『KFA』シリーズと、取っ手が固定されている『KFB』シリーズの2つ。商品企画を担当したマーケティング部商品戦略室企画課の森弘美さんは、「これまでは、美味しさを持ち運ぶ商品に力を入れてきましたが、持ち運ぶには家での準備・調理が不可欠で調理器具が欠かせません。これからは美味しさを生み出す商品を充実させ、生活の幅広いシーンにサーモスの製品を生かせるようにします」と話す。

サーモス 森弘美さん

 調理器具の中でもフライパンに着目したのは、所有している調理器具のトップがフライパンであるため。同社が所有している調理器具を調べたところ、トップは取っ手が固定されたフライパンで83%の人が所有。取っ手が取れるフライパンも21%の人が持っていた。一世帯当たりのフライパン所有本数が、平均3.23本であることも調査から判明。家族が増えれば増えるほど所有本数が増え、料理や食事のシーンにごとに使い分けていることがうかがい知れた。

 また、フライパンを選ぶポイントのトップ3は「こびりつくきにくい」「サイズ」「価格」、買い替えのきっかけトップ3は「こびりつくようになってきた」「内面コーティングがはがれてきた」「汚れが目立つようになってきた」、買い増しのきっかけトップ3は1位と2位は買い替えのきっかけと同じだが、3位は「別のタイプやサイズのフライパンが欲しくなった」であることも調査から判明した。

 以上のことから同社は、新たな使い方や使用シーンを提案でき、こびりつきにくくするコーティングの品質を高めれば、購入してもらえる可能性が高いと判断した。

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