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2018.12.19

100歳以上の人に聞く「平成を象徴する漢字」といえば?

12月12日、京都・清水寺で毎年恒例となっている「今年の漢字」が発表された。平成最後となる1年を総括する一字となったのは、「災」。豪雨・猛暑・地震などの自然災害が相次いだこと、さらには様々な人為的なトラブル「人災」が多発したことを受けて、2万858票が集まったという。

そんな「今年の漢字」に関連して、「100 歳の思う“平成”を象徴する漢字」が発表されたので、早速、紹介していきたい。

100 歳の思う“平成の漢字” 1位「幸」、2位「和」、3位「楽」

「大正」に生まれ、「昭和」「平成」と3つの時代を経て、これから4つ目の時代を迎える100歳以上の方を対象に、『あなたにとっての平成を、漢字一字で表すと何か』という質問が行われたところ、最も多かった漢字は『幸』という結果になった。また、続いて2位『和』、3位『楽』などポジティブな漢字が上位にランクインしている。【表1】

他にも、『孫』「孫が生まれ、とっても嬉しい。ひ孫6人に囲まれている事で、今まで色々苦労してきた事も楽しい思い出になって、家族みんなが仲良くしているのを見られて安心している平成の時代」(栃木県/100歳/女性)や『健』「特に病気もしないで、健康で過ごせた良い時代」(愛媛県/101歳/女性)、『旅』「子供達と旅行やドライブなど、いつも一緒に過す事ができた」(静岡県/102歳/女性)などの意見も。それぞれが歩んできた平成の様子が目に浮かぶような漢字が並んだ。

<実際に挙げられた声>

「幸」
・「老人会で毎日ゲートボールに明け暮れ、楽しんだ時代」(茨城県/102歳/女性)
・ 「娘と暮らせてとても幸福な人生。何も苦労は無い。身体も元気です」(愛媛県/102歳/女性)

「和」
・「昭和で苦労していたから平成は全く良い年であった。妻と四国88カ所参り、西国33カ所参り、その他ツアー旅行を度々した」(徳島県/100歳/男性)
・「戦争もなく平和に暮らせる時代でした」(広島県/102歳/女性)

「楽」
・「ひ孫、玄孫まででき、にぎやかで楽しい時代」(高知県/101歳/男性)
・「電化製品ができ、便利で楽しい暮らしになった」(愛知県/100歳/女性)
(小見出し)
100歳にとって「平成」とは? 4人に1人が「戦争がない」「平和」な時代と回答

また、『平成はどんな時代だったか』を聞いた調査では、4人に1人の方が「戦争がない」「平和」と回答した。

「戦争を経験している者から見ると非常に平和な時代。食事も充実していて幸せな時代」(三重県/101歳/男性)、「戦争もなく平和な時代であった。家族が元気で健康な人生であった。日本の平和がこれからも続くことを祈ります」(広島県/100歳/女性)「戦時中に子供3人残し、夫が戦争~シベリアにいき、戦後食糧難の時代に苦労して子供を育てた。平成は平和な時代だと思う。戦時中に戻りたくない。今は嫁と二人助け合いながら人生を楽しんでいる。嫁のおかげで長生きできたと思う」(愛知県/101 歳/女性)等の声が上がり、10代や20代の頃に太平洋戦争をはじめとする激動の時代を経験されているからこそ、より深く平和を実感している100歳の姿が浮き彫りとなった。

他には、時代の変化に関する声も多く聞かれた。「早さに付いていけず、取り残される時代」(滋賀県/100歳/女性)、「目まぐるしく変わり、解らない事がたくさんあり、日々過ごすのがやっと」(宮城県/100歳/女性)など、情報化社会の中で目まぐるしく変わる世の中に戸惑いを感じる 100 歳がいる一方で、「若い人からパワーをもらえ自分の元気に変えられた時代」(東京都/100歳/女性)、「色々な人と話したり、子供達に言われたり、(習慣が)少しずつ変わってきている」(北海道/102歳/女性)などの声もあり、若い世代と交流しながら前向きに時代の変化を受け止める方もいるようだ。

<実際に挙げられた声>
・「戦争中のことを考えれば、ずーっと幸せな時代だと思う」(香川県/100歳/女性)
・「平成は自由でなんでも食べものがたくさんあり、現在がよい」(新潟県/100歳/女性)
・「嬉しいこともあれば悲しいこともあった。デイサービスに行くようになって他の世界も知った」(東京都/100歳/女性)
・「世の中のすさまじい進展には目が回りますが、この年齢まで生きて、この素晴らしい世の動きを見つめられた事は、長生き出来た自分への褒美と思えます」(長崎県/104歳/女性)
・「平和で何でも手に入る時代だけど、心強さが必要な時代」(東京都/100歳/女性)

新しい時代へ向けて楽しみにしていること、1位は「2020年の東京五輪」

2019年5月の新元号制定に伴い、4つ目の時代を迎える100歳以上の方を対象に、『これからに向けて楽しみなこと』を聞いた調査では、1位「2020年の東京五輪」、2位「ひ孫・玄孫の誕生」、3位「家族・親族に関すること」、4位「季節のイベントや行事」という結果になった。【表2】

1位の「2020 年の東京五輪」に関しては、「前回の東京五輪時は孫が4才だった。今度の東京五輪は60才になっているんだね」(鹿児島県/102歳/女性)、「(2020年の東京五輪で)もう一度応援したい」(広島県/100歳/女性)などの声が聞かれた。100歳以上の方にとって今回の東京五輪は、日本で開催される2回目の五輪であり、前回大会を知っているからこその期待の高さが見受けられた。

続く2位、3位の「ひ孫・玄孫の誕生」「家族・親族に関すること」では、「ひ孫が9人、玄孫はまだいないから誕生が楽しみ」(長崎県/101歳/女性)、「ひ孫の小学校入学」(東京都/104歳/女性)など、家族の成長や、ともに過ごす時間を楽しみにしている 100歳の様子が浮き彫りに。

また4位については、「庭のしだれ桜があり、毎年子供、孫、ひ孫が集まって花見をするのが一番の楽しみ」(福岡県/104 歳/男性)、「花火を見るのが好き」(東京都/101 歳/女性)など、四季を感じられる出来事についても楽しみにしている様子も分かる。

元気な100歳インタビュー①

『平成は嫁と二人三脚で“幸せ”に過ごした時代』‐中田 智恵子さん 102歳 愛知県

平成を漢字一字で表現すると「幸」です。平成の良い時代に100歳を迎え、色々な時代を見られたことが我ながら驚きです。私は嫁に恵まれ、いつも二人三脚で過ごしてきました。嫁と気が合うことは一番の幸せです。二人で助け合いながら人生を楽しんでいます。家族や親戚と様々なところへ旅行に行けたことも楽しかったですね。

元気な100歳インタビュー②

『「誠」と「感謝」の心を大切に歩んだ平成』‐野呂 健吉さん 100歳 北海道

平成を漢字一字で表現すると「誠」ですね。「誠」は嘘をつけないということです。表面を「誠」に見せようとすることが多いですが、「誠」は”言葉”が“成る”であり、言ったことが実行できないと「誠」ではありません。また、自分だけでなんでもできるということはなく、周りがあってこそ。だから感謝の心は大切ですね。「誠」と「感謝」の心で生きる、それが大切だと私は感じています。

<参考:100歳 100年メモ>

※キューサイ調べ

調査概要
・調査時期:2018年4月27日(金)~6月20日(水)
・調査地域:全国
・調査方法:100歳以上の方自身に対するヒアリング、家族に対する質問紙による自記入式調査
・調査主体:キューサイ株式会社「100歳まで楽しく歩こうプロジェクト」
・調査実施:株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
・調査対象:100歳以上の男女100名、100歳以上の方のご家族・近親者

出典元:キューサイ株式会社

構成/こじへい

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