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まさに時代を映す鏡!新聞の人生相談コーナーに寄せられた30年前の女性の悩みランキング

2019.01.06

【プレーバック 平成元年】30年前の悩みとは?

 平成最後の年末・年始です。流行語大賞にはノミネートされませんでしたが、「平成最後の」はわりとメディアで使われた言葉じゃないでしょうか。というわけで、今から30年前の昭和63年、平成元年を「DIME」のバックナンバーで振り返ってみます。

 人生相談、したことありますか? いや、友達などへの相談じゃなくて、新聞、雑誌などへの投書としての人生相談です。新聞に掲載された人生相談のテーマを分類して、10年前と比較したのが、昭和63年6月2日号のこの記事。
<今も昔も変わらないのが愛憎問題。10年前トップだった“離婚の危機”は現在も2位にランクされる。ただ、その内容には若干の変化がみられる。“中高年離婚”が増えた。>

 これは、ここ30年でさらに増えているでしょう。2005年ぐらいには、熟年離婚という言葉も流行しましたし。

<この10年間で不倫や浮気の相談は減っている。減ったのは、不倫や浮気の相談であって、その絶対数ではない。逆に絶対数が増えて、わざわざ相談するほどの大げさな悩みでもなくなったのだ。>

 それは、そうでしょうねぇ。人生相談を書く立場になれば、当たり前の悩みには同じ答えしかできませんし、目新しい悩みに回答したくなる気持ちもわかります。

<失恋・妊娠の相談も減っている。女子学生の妊娠→カンパ(懐かしい響き)→中絶が、かつては社会問題であり、青春ドラマの基本プロットでもあった。>

 統計的にも、ここ30年、中絶の件数は減り続けています。出産の数も同時に減少しているので、人口減少の影響が大きそうですが、若い男子の草食化もあるんでしょうか。記事のランキングを見てみると、「嫁・姑問題」も減っています。これは、結婚しても実家で同居しない夫婦が増えたからでしょうね。最近はほとんど耳にしませんし、あったとしても「夫の実家に行くのが嫌」レベルです。

 一方、昭和63年にかけて増えたのは、「ストレスが食べ物にくる病気(拒食症・過食症・アルコール依存症)」「性格の悩み(ウツ病・劣等感・被害妄想)」「経済的問題(相続問題・収入・仕事の問題・借金)」など。これらは、平成を通じて増え続けていったと思われます。最近のニュースとか、SNSを騒がせている話題って、これらばかりじゃないですか?

 悩んでいる人には悪いけど、時代を映す鏡として、悩みって面白いですね。

文/小口覺

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