人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2019.01.07

30年前と今の「売り手市場」の大きな違い

【プレーバック 平成元年】30年前と今の「売り手市場」の違いとは?

 平成最後の年末・年始です。流行語大賞にはノミネートされませんでしたが、「平成最後の」はわりとメディアで使われた言葉じゃないでしょうか。というわけで、今から30年前の昭和63年、平成元年を「DIME」のバックナンバーで振り返ってみます。

 長ーい不景気を経て、ようやく就職の内定率が上がってきたようです。業種によっては、人手不足も深刻だそうで。しかし、今から30年前はその比ではなかったです。「売り手市場」と呼ばれていた時代、企業はどうアピールし、学生は何を重視していたのか、昭和63年8月4日号の記事で見てみましょう。

 この時代、企業は会社案内をコミックにしたりビデオにしたり、わかりやすさや面白さで学生にアピールしていました。記事では、会社案内に掲載された目立つキーワードをランキングにしています。

1位 国際化、未来・新時代(同数)
3位 技術開発・テクノロジー
4位 人間・人間性
5位 夢

 以下、「チャレンジ・フロンティア」「可能性」「最前線・最先端」「情報化」「ニーズ」と続きます。正直、この時の日本の大企業が平成にかけて、「国際化」に成功し、「新時代」を築いたかというと……ですよね。また、「人間性」とか「夢」とかのふわっとしたキーワードは、今の学生にどのぐらい通用するのかも疑問です。

 一方、学生に聞いた会社選びのポイントは以下の通り。

1位 社風
2位 成長性
3位 社会貢献度
4位 労働条件
5位 国際性

 1位の「社風」ってふんわりした言葉ですが、今の学生もブラック企業やパワハラには警戒すべきなので、重視するかもしれません。2位の「成長性」は、どうでしょう。それよりも今は「安定性」が入るかもしれません。4位の「労働条件」が、就活の面接では言葉にしなくとも重視するのは、今も昔も変わらないような気がします。

 企業がもっともアピールしていた「国際性」は5位。当時はバブルだったので、海外で活躍する日本企業・日本人が多かった反面、「海外勤務は嫌」という学生も多かったですね。今の学生は、グーグル、アマゾンといった外資系企業に就職したいという意味で「国際性」を重視していると言えるかもしれません。

文/小口覺

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年3月15日(金) 発売

DIME最新号の特別付録は「超望遠8倍スマホズームレンズ」! 特集は「春の新製品ベストバイ」「超進化形スーツ」 etc.

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。