
「PUBG」や「フォートナイト」など、オンラインゲームが最近人気を博しています。オンラインゲームはPS4などのゲーム機でプレイできるものも多いですが、PCでのプレイが人気です。PCでゲームをするには、普通のPCでもできますが、「ゲーミングPC」という特別なPCでのプレイが推奨されています。
ゲーミングPCとはどういったものなのか、普通のPCとどういったところが違うのかなどについて紹介します。
ゲーミングPCと普通のPCの違い
普通のPC(ネットサーフィンや仕事で使うPC)よりも、快適にゲームをプレイすることを目的に設計されたPCです。
最近のオンラインゲームはグラフィックが美麗で、グラフィックを処理するための「グラフィックボード」が必要になります。ほかにも、データの処理を行う「CPU」やCPUをサポートする「メモリ」などがあります。これらのパーツがPCでゲームをするうえでは重要です。
機種にもよりますが、ゲーミングPCはグラフィックボード、CPU、メモリの3つが高性能なのが特徴です。それ以外は概ね普通のPCと変わりません。
ゲーミングPCの欠点としてはハイスペックであるがゆえに高額である点、バッテリー消費が早い点などがあります。特に、価格に関してはデスクトップPCよりも高いゲーミングノートPCがあるほどです。スペックや値段はメーカーや機種によって大きく変わるので、自分に必要なスペックと予算を調べてから購入しましょう。
[ゲーミングPCは普段使いできる?]
高性能なゲーミングPC普段使い(ネットサーフィンや動画を見るなど)できるのでしょうか。前述の通り、ゲーミングPCは高性能なパーツがいくつか搭載されています。それ以外は普通のPCと同じなので、問題なく普段使いのPCとしても利用できます。
普段使いのPCとして購入するには、値段が高くなってしまいます。しかし、ゲームをするために購入したPCで普段使いとしても活用するなら問題ありません。
[必要環境と推奨スペックって?]
オンラインゲームの公式サイトなどには「動作環境」や、「推奨スペック(推奨環境)」というものが公開されています。PCでゲームをするうえではこの2つは大切な基準です。主に対応しているOSと、「CPU」、「メモリ」、「グラフィックボード」の基準です。
「動作環境」は必ず満たしている必要がある環境、スペックです。この基準を満たしていないと起動ができない、起動できてもしっかり動かすことができないなどの問題が発生します。プレイするために動作環境は必ず満たさなければいけません。
次に推奨スペック(推奨環境)はゲームを快適にプレイするために、推奨されている基準です。動作環境よりも高い基準が設定されていますが、この基準を満たしていなくても起動はできます。より快適にプレイするための基準なので、必ず満たす必要はありません。
やりたいゲームが見つかったときはまず動作環境を確認しましょう。自分のPCが基準を満たしていない場合は、ゲーミングPCを購入するか、スペックが足りていないパーツを購入するだけで済む場合もあります。推奨スペックはゲームをさらに快適にプレイしたい、もっとグラフィックを楽しみたいときにチェックしましょう。