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北海道、山形、大阪、宮崎ほか作家兼ワインブロガーが教える絶品日本ワイン6選

2018.12.16

国税庁の「果実酒等の製法品質表示基準」が2018年10月末に施行され、「日本ワイン」という表示基準がもうけられた。

実は、今まで日本では、ワインのラベル表示に関する公的ルールは存在しなかった。そのため、輸入濃縮果汁や輸入ワインを用いて国内で製造された「国産ワイン」と、国産ぶどうのみを原料とした純日本産のワインの区別が、ラベル表示では判別しにくかった。それを改め、後者を「日本ワイン」とし、ラベルに表示できるようにした、というのがこのたびの製法品質表示基準施行の骨子となる。

この背景には、国内ワイナリーや日本ワインの輸出量の増加があり、拡大を続ける国内ワイン市場において、日本ワインが注目されていることがある。ワイン全体に占める日本ワインのシェアはまだ低いが、今後は消費量も伸びて1つのトレンドに成長することが予想される。

178軒もの日本のワイナリーをめぐる

日本ワインが注目され始める前から、その素晴らしさに目覚め、日本中のワイナリーを巡っている人がいる。ワインブロガーとして有名な作家の「そらしど」さんだ。日本ワインを「探検」して9年になるというそらしどさんは3年かけて178軒のワイナリーを取材し、2018年10月には著書『日本ワインに首ったけ♪ 上巻』(新樹社)を刊行している。

もともと下戸に近い体質だったそらしどさんだが、ワインだけは酔わずに楽しめることに気づき開眼。ワイナリーのイベントに参加し、生産者と交流するうちに、日本ワインの魅力にはまっていったという。

そこで今回は、そらしどさんに、価格や味わいの点から日本ワインの入門者におすすめできる6品、そしてワイナリーそのものについても紹介していただいた。

「鶴沼ブラン」(北海道ワイン/北海道)

そらしどさん「1974年に創業し、日本ワイン生産本数日本一を誇る北海道ワイン。実家が山梨のブドウ農家であった被服業を営む嶌村彰禧氏が、71年にドイツを訪れた際にワイン果樹教育試験所に立ち寄り感銘を受け、北海道でのワイン造りを意識し始めたことから翌年11haの土地を鶴沼に購入。

寒冷地でも育てやすいドイツのワイン用ブドウ品種の栽培を開始するも、豪雪や野生動物に苦戦し78年にドイツから技術指導員のグスタフ・グリュンを招き3年間の指導を受け、多くの苦難を乗り越えて、現在は日本最大の447ha(東京ドーム95個分)までに拡大しています。

その自社農場の鶴沼ワイナリーを代表する『鶴沼ブラン』は、ゲヴュルツトラミネールを主体にミュスカをブレンド。ハッとするような華やかな香りにいきなり心を掴まれ、その香りを裏切らない果実味溢れる味わいの後に豊かな酸が心地よく広がります。

雄大な北の大地に抱きしめられるような、北海道の風土を表した一本です」

北海道ワインの醸造責任者の河西由喜さん

雪の中に樹を埋める凍結防止対策をする齋藤浩司農場長

「ベーリーA柏原ヴィンヤード遅摘み」(朝日町ワイン/山形)

そらしどさん「1944年、酒石酸採取のために創られたワイナリーを、1975年に朝日町と山形朝日農協との合同出資で現在の形で運営スタート。町ではじめてベーリーAが植えたのは1952年と歴史も長く、早い段階からワイン用品種として意識改革をはじめ、糖度が高いブドウを高値で購入するなどの工夫から高品質なブドウが育っています。

標高約330メートルの位置に広がる柏原ヴィンヤードは、13.5haを契約栽培農家4軒が管理し、樹齢45年もののベーリーAが育っています。粘土質に砂混じりの水はけのよい土壌で、貝なども発掘されることから、かつて海底であったと考えられています。

その土壌から生まれた『柏原ヴィンヤード遅摘み赤』は、他所にはない独特のスパイシー感があり、更に遅摘みすることで凝縮感と深い味わいを引き出すそう。醤油や味噌などの日本の調味料との相性が抜群で、肉じゃがやタレの焼き鳥などのメニューには外せない定番のワインです」

朝日町ワインの工場長兼営業部長 近衛秀敏さん

17年度から醸造責任者となった安藤武さん

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