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2018.12.08

前澤社長に続け!ビジネスパーソンこそ知っておくべき「美術品投資」きほんのき

ZOZOの前澤友作社長が、バスキアの絵画をオークションで123億円で落札したのは記憶に新しい。前澤社長はアートのコレクターとして知られるが、今回の落札にはアートを所有できたというメリットのほか、副次的効果があったと見る専門家もいる。アート購入のコンサルティングを行うアート・コンサルティング・ファームの加藤淳社長に聞いた。

世界中にZOZOの名前を知らしめる広告効果があった!!

――加藤社長は、ZOZOの前澤友作社長のバスキア落札には副次的効果もあったと見ているそうですね。

加藤 企業が何かしたといってもマスコミにはあまり取り上げられません。ですが、アートはニュースとして伝えやすいジャンルです。しかも記録的な価格で落札されたので、全世界にニュースとして広まりました。世界にはZOZOを知らない人も多かったはずです。知らなかった人はどんな人が買ったんだろうとZOZOを調べます。インパクトの強い広告効果があったと思います。

今回のバスキア落札は、62~63億円だったバスキアの最高プライスを記録的な価格に塗り替えました。バスキアは、元々はストリートで落書きをしていた作家です。美術の教科書に載るようなエスタブリッシュな作家だとは認められていませんでした。ピカソの落札価格が100億円クラスです。そんなエスタブリッシュな作家と肩を並べるようになりました。

また、広告費に123億円を支払ったわけではなく、123億円という価値を、お金から美術品に置き換えただけなので、現在でも123億円の価値を絵画として保有したままなのです。タダで広告出稿したも同然です。絵画を売却すれば123億円が返ってくるんですから。

また、前澤社長が世界的な価値づけ者の仲間になったという側面も大きいと思います。30億円程度であったバスキアの価値を100億越えまで価値づけたんですから。価値づけ者は、世界的にできる人間も限られます。欧米やアラブには多数いますが。富裕層の中でも頂点のメンバーです。

――前澤社長がギャラリーでなくオークションでバスキアを購入したのは広告効果を狙ってのことでしょうか?

加藤 バスキアは早死にしたので、作品数がそれほど多くありません。だから、常にギャラリーに在庫があるわけではありません。一方、オークション・ハウスは作品の収集能力が高いので、今回はたまたまオークションでの購入になったのでしょう。前澤社長は純粋にアートが好きで広告効果を狙ったとは考えていませんが、ついでに広告になるという目論見はあったかもしれません。オークションは一種ショーみたいな要素もあるので、名を高めるためには最高の舞台です。オークションには内見会や事前のオファーがあります。前澤社長はオークション会社からオファーを受けて、内覧で実物を観て気に入ったんだと思います。

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