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2018.12.10

ハリウッド映画『名探偵ピカチュウ』の監督とキャストが語る。仕事の相棒に〝ピカいち〟な人の条件とは?

今や日本のみならず、世界中で愛されている『ポケットモンスター』。ゲームから始まった〝ポケモン〟は、アニメ、コミックなど、幅広いメディアで展開し、20年以上も愛され続けている。そんな中、ハリウッドが初となるポケモンの実写映画化を発表。今回@DIMEでは、ロブ・レターマン監督と主人公・ティムを演じるジャスティス・スミスへの取材を敢行。ハリウッド第一線に立つふたりに、作品への想いや撮影時のエピソード、そして仕事の在り方について聞いた。

右:ジャスティス・スミス(ティム役)
1995 年 8 月 9 日アメリカ・ロサンゼルス生まれ。 出演作として 『ペーパータウン』(2015年)、 Netflix『ゲットダウン』(2016年)、 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018年)がある。
左:ロブ・レターマン(監督・脚本)
1970 年 10 月 31 日アメリカ・ホノルル生まれ。 これまで『シャーク・テイル』(2004年)、『モンスターVSエイリアン』(2009年)、『ガリバー旅行記』(2010年)、『グースバンプス』(2015年)などを監督として指揮をとった。

実際にはいないCGのポケモンを映画の中でいかにして成立させるか

舞台はポケモンと人間が共存するライムシティ。ヒトカゲとドードリオの姿が見て取れる。

――まずは作品に関わることが決まった際のお気持ちからお聞かせください。

監督 僕には子供がふたりいるのですが、ポケモンのことは、玩具からカードまでたくさんの関連商品を買っていて、この映画に関わる前から知っていました。いっぱい、お金を払ったしね(笑)。監督のオファーは電話でいただいたのですが、ちょうどその時、子供たちもいて、飛び跳ねて喜んでいたので、「イエス」と答えるのは簡単な決断でしたね。

ジャスティス 僕は監督と違って、出演オファーを受けた時、ニューヨークのレストランでひとり食事をしていました。同じく電話でオファーがあったのですが、何せひとりだったので、大きなリアクションで喜びたいという気持ちを抑え、お店を出てから大通りを「やったぜ!」と叫びながら走りました。これ、実話です(笑)

――映画の中のポケモンはCGで再現していますね。実存しないポケモンとの共演、撮影についてのエピソードを聞かせてください。

ジャスティス 何もない空間に、あたかもポケモンがいるように演じるのは大変でした。僕は映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で、CGの恐竜と共演したことがあるんですが、恐竜のほうが演じるという点ではラクでしたね。だって、逃げ回って、走り回って、「ギャーーーー」と叫べばいい、っていう撮影だったからね(笑)。それが今回の映画では名探偵ピカチュウと対話して、コミュニケーションを取り、関係を築いていく演技を求められた。そういった繊細な表現を相手がいない状況で作り上げるのは大きなチャレンジでした。ただ、とても助かったのは、監督が僕が演じるティムの気持ちになれるよう、1週間もリハーサル期間を設けてくれたんです。そこで名探偵ピカチュウの声を演じるライアン・レイノルズと、どういった関係性になっていくか、密に話し合うことができました。実際の撮影では、それが大きく役立ちましたね。

CGの名探偵ピカチュウを相手に、自然な演技をするジャスティス。

監督 名探偵ピカチュウをはじめ、たくさんのポケモンをCGで作る作業も大変だったけど、そういう意味ではジャスティスのほうが大変だったと思いますね。今、彼の口からライアンとのリハーサルの話がありましたが、LAでもロンドンでも合間合間に彼が来て、どういう動きをするのか2人で確認していました。しかし、最終的には内容や動きを覚えた後で、ライアンは帰らなければいけいことが多かったので、それ以降、ジャスティスはパペットを持った全身グリーンスーツの中年男性を相手に芝居したり、誰もいない空間で演じたりしなければならなかった。想像の中でCGがどういう仕上がりになるのかを記憶し、再現しながら演技をする必要があったわけです。名探偵ピカチュウがどこにいて、ここで何をするのか……それをジャスティスは完璧な演技で応えてくれました。

人気女優、キャスリン・ニュートンは大好きなコダックと共演。

――ライアン・レイノルズをはじめ、私たちと同じ日本人では渡辺謙が出演されています。彼らとの撮影や共演時のエピソードがあればお聞かせください。

監督 ライアンは想像力を働かせて場を和ませるのも上手ですし、アドリブにも長けていて、あたかも脚本家がひとり増えたような、そんな力強が感じられる役者さんです。さらにそのアドリブに対して、ジャスティスが非常にうまい返しをしていて、台本にはなかったけれど、そのやりとりが起こるべきして起きた、そんな気持ちになること度々ありました。

ジャスティス 渡辺謙さんについては、実に楽しい話があったんですよ! 出演が決まったばかりの頃、事前準備にNetflixでアニメの『ポケモン』シリーズを全て見返したんです。すると吹き替えの声優が、「ポケモン」のことを「ポカモン」と発音していたので、僕は「あ、これが正しい発音なんだ!」と思い、撮影現場で「皆、『ポカモン』が正しい発音なんだよ」って、全員の発音を直したんです。すると渡辺謙さんがいらして、僕らにこんな質問をしたんです。「今回の映画では、間違った発音でも『ポカモン』と言ったほうがいいのかな?」って(笑)。渡辺謙さんが正しい発音である「ポケモン」に直してくれたので、この映画は救われました!

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