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2018.12.05

飲食業界で嫌われる上司のタイプ、3位「指示が曖昧」、2位「責任感に欠ける」、1位は?

スタッフ同士の密な連携なくして運営が成立しないため、飲食店は特に人間関係が肝の仕事だと言える。そのため、働く人を束ねる上司の「人間力」は重要なわけだが、実際のところ、どんな上司が現場からは求められているのだろうか?

今回、飲食店専門の求人情報サイト「求人@飲食店.COM(運営:株式会社シンクロ・フード)」が、直近1年間に飲食店で勤務したユーザー391名に対して行った理想の上司に関する調査の結果が発表されたので、早速、紹介していきたい。

94%が「困った上司」に出会ったことがあると回答

まず「尊敬する上司に出会ったことがありますか?」という質問に対し、75%は「ある」と回答。一方、「困った上司に出会ったことがありますか?」という質問には94%が「ある」と回答しており、上司に対して厳しい目が向けられていると言えそうだ。

「理想の上司」とはどんな人か?

次に「理想の上司はどんな人か」を聞いた調査では、職種を問わず「誰に対しても誠実・公平」が最多となり、サービス系職種で57%、調理系職種で55%を占めた。

また、性別・年代別・雇用形態別で見ても「誰に対しても誠実・公平」が最多となっており、部下は上司の人間性をもっとも重視していることがわかる。

次いで多かった回答は職種別で多少の違いがあり、サービス系職種においては2番目が「指示が的確」で52%、3番目が「知識や経験が豊富」で42%となった。

一方、調理系職種においては2番目が「知識や経験が豊富」で47%、3番目が「指示が的確」で41%という結果に。

サービス系職種は、常にお客様と接する業務でありながら、未経験からのスタートも少なくない。忙しい飲食店では臨機応変な対応を求められるため、上司からの的確な指示がほしいと感じる人も多いようだ。

一方で調理系職種の人は、料理人として知識を増やし、調理技術を磨くために、上司には自分より豊富な知識と経験を求めているようだ。

調理系職種がサービス系職種に比べて、上司に「教育・指導に熱心」であることを求めることからも、上司から直に技術を吸収したり、知見を得たりしたいと思っているのだろう。その他の項目については、職種別に大きな違いはみられない。

なお、年代別データでは、年代が低いほど上司に的確な指示やコミュニケーションを求め、リーダーシップはあまり求めないという傾向が見られた。若手は上司に対して近い関係性を求める傾向があると考えられる。

ここで、理想の上司にまつわるエピソードを自由記述形式で聞く調査が実施されたところ、以下の回答が見受けられた(一部抜粋)。

「段取りをしっかりと組んで、的確に指示する。全体をちゃんと見て動いてくれる」
「持ち場を離れても、メールなどで相談すると快く返答してくれた」
「毎月、スタッフ個別で相談の時間を作ってくれた」
「失敗したときも必ずフォローしてくれて、改善できるように一緒に考えてくれる」
「体調の小さな変化に気づいてくれて声をかけてくれる」
「お客様からのクレームや混雑によって店内がうまく回っていない時でも、落ち着いて的確な指示を出してくれる。この上司には困った時や悩んだ時でも一番に相談したくなる。」
「学生アルバイトにヒアリングし、オペレーションのレベルをマニュアル化し、一定のレベルの効率化を図る」
「いざと言う時に先頭に立つ」

多くは上司とのコミュニケーションに関する意見となった。これらの意見をまとめると、「飲食店の理想の上司」に求められる行動は以下に集約されるだろう。

●誰に対しても誠実に接し、公平に対応する
●営業中は常に全体を俯瞰して、段取りを組み、的確に指示をする
●部下が失敗したらフォローし、改善を一緒に考える
●クレームなどの不測の事態に冷静に対応し、いざという時は先頭に立つ
●業務レベルの底上げと効率化を図る

不公平・公私混同する上司は最も嫌われる

次に「困った上司はどんな人か」という質問が行われたところ、職種を問わず「不公平・公私混同する」が最多となり、サービス系職種で71%、調理系職種で64%を占めた。全体的に理想の上司とは真逆の結果となっている。

次いで多かった回答は、サービス系職種は「指示があいまい」で55%、調理系職種は「責任感に欠ける」で46%となった。

先の「理想の上司」の結果にもあるように、サービス系職種は上司に的確な「指示」を求めていることがわかる。その他の項目については、職種別に大きな違いは見られなかった。

ここで、困った上司にまつわるエピソードを自由記述形式で聞く調査が行われたところ、以下の回答が見受けられた。

「前回の指示と矛盾したことを言いだす」
「店で問題があった時にお客様がいるにもかかわらず大声で怒鳴り、スタッフに暴力をふるう」
「人の好き嫌いがあるのは仕方がないが、仕事で好き嫌いを出して人によって態度を変える」
「困ったことがあっても取り合ってくれず、お客様に嫌がらせを受けても庇ってもくれない」
「シフト管理ができず、残業ありきでシフトをつくる」
「雇用の知識が全くなく、採用するだけしていざオープンしてシフトをみるとスタッフを採用しすぎて余り、1ヶ月に1回だけの勤務だった人が何人かいた」

このほか、困った上司にまつわるエピソードは理想の上司にまつわるエピソードと比べて倍近くの回答があった。先の質問で94%の人が困った上司に出会ったことがあると回答しているように、飲食店において上司との関係で悩んでいる人は非常に多いようだ。

<調査概要>
◆調査期間:2018年8月27日~2018年9月2日
◆調査対象:求人@飲食店.COMの登録ユーザー(匿名回答)
◆調査方法:インターネット調査
◆有効回答人数:391名

出典元:株式会社シンクロ・フード

構成/こじへい

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