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2018.12.11

名刺入れに収まる超コンパクトな「カードケータイ」の実用性

■連載/石野純也のガチレビュー

 スマートフォン全盛のなか、冬春モデルとして、ドコモは2つのケータイを発売した。1つがスマホの子機になる「ワンナンバーフォン」。もう1つが、今回、本コーナーで取り上げる「カードケータイ」だ。同モデルは、京セラが製造。その名のとおりのカードサイズで、名刺入れにも収納できるスリムさ、コンパクトさが魅力の端末だ。

 ディスプレイにE-Inkの電子ペーパーを採用しているのも特徴。表示はモノクロになるが、クッキリとしており、バッテリー消費を抑えることが可能。結果として、本体の小型化にも貢献している。コンパクトながら、カードケータイはLTEに対応。通話にはVoLTEが利用でき、音質は高い。シンプルながら、携帯電話としての基本機能は十分なクオリティを誇る。

 とはいえ、そのサイズゆえに、実際の使い勝手がどうなのかは気になるポイントだ。ディスプレイも電子ペーパーで、一般的な液晶や有機ELを採用したスマホとは、操作感も異なる。インパクト抜群のカードケータイだが、ここでは、実機を触ってみないと分からない使用感をチェックしていきたい。

ドコモが発売した超コンパクト、薄型のカードケータイ

なくしそうになるほどコンパクトで、所有欲が高まる

 カードケータイという名の通り、まさにこの端末は、カードサイズだ。具体的には、一般的な名刺と縦横の寸法はほぼ同じになる。残念ながらというか、当然ながらというか、紙に比べる厚さはあるが、ケータイとして見ると非常にスリムで、スペック上も約5.3mm。名刺入れをケース代わりに使うこともできる。

サイズは一般的な名刺とほぼ同じ

さすがに名刺よりは厚いが、5.3mmとケータイの中では非常に薄い

 最近のスマホは、ミドルレンジモデルでも金属やガラスが使われており、樹脂製のボディはそうした素材と比べると安っぽい印象も受けるが、このサイズ感だと許せてしまうところがある。本体デザインは非常にシンプルで、前面には2つのセンサーキーが搭載されているだけ。背面にも「docomo」のロゴが1つだけ入っている。

 スマホと比べたときにはもちろんだが、折りたたみ型のフィーチャーフォンと比べてもコンパクト。シンプルさを突き詰めた点は、デザインにも見て取れる。これだけコンパクトだと、カバンの中に入れておいたときに探すのが難しくなりそうだが、きちんとストラップホールもついている点は評価できる。

ストラップホールを搭載。ストラップをつけてしまえば、紛失する心配はなさそうだ

 電子ペーパーのモノクロ表示も、本体カラーと相まって雰囲気がある。フルカラーの液晶や有機ELに比べると貧弱ではあるが、カードケータイはネットを見るためのメイン端末ではないため、許容範囲といえそうだ。もちろん、LTEに対応しており、ブラウザも搭載されているため、見ようと思えばサイトを表示できる。メインのスマホやタブレットがバッテリー切れになってしまった際などの、いざというときに活躍しそうだ。

画面はモノクロ。内蔵アプリなどは基本的に白地に黒い文字になる

 ただし、電子ペーパーは、その名のとおり紙を電子的に再現したデバイスで、液晶と異なり、バックライトを搭載していない。有機ELのように自らが発光するわけでもないため、暗い場所だと表示が非常に見づらくなる。暗い場所でネットをするために使う人はまれだと思うが、着信した電話番号なども見えづらくなるため、注意しておいた方がいいだろう。

暗い場所だと、何が表示されているかがほとんど見えないのはネック

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