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「もっともらしいウソ」を信じやすい人の特徴

2018.12.11

「もっともらしいウソ」を信じる人は募金しない

「もっともらしいウソ」を信じて高く評価する人物にはまた別の特徴もあるという。それはチャリティーをしないことだ。

 スウェーデン・リンショーピング大学の研究チームが今年7月にオンライン学術ジャーナル「PLOS One」で発表した研究では、「もっともらしいウソ」への評価とチャリティー活動の関係を実験を通じて検証している。

 100人以上のスウェーデン人が参加した実験では、14の文章がどの程度有意義なものであるのかを評価してもらった。半分の7つの文章は「もっともらしいウソ」で、もう半分は文字通り「含蓄のある真実」である。文章は例えば下記のようなものだ。

●川の流れは岩をも切る。それは力によってではなくしつこさによるものである。(含蓄のある真実)

●健康と忍耐が将来の創造性を生み出す。(もっともらしいウソ)

●あなたの教師は扉を開けてくれるが、そこから足を踏み出すのはあなただ。(含蓄のある真実)

●宇宙の固有の経験についての説明できない接触。(もっともらしいウソ)

Science Alert」より

 こうした文章にどれほど感銘を受けたのか、そのひとつひとつを採点してもらうと共に、実験参加者たちは過去1年間のチャリティー活動や募金行動を尋ねられた。また実験とは別に一連のアンケート調査が用意され、協力するしないは自由だがこのアンケートに回答すると小額のお金が慈善団体に寄付されることになると説明された。つまりチャリティーのために自分の時間が削れるかどうかが問われているのだ。

 回収したデータを分析した結果、「もっともらしいウソ」に感銘を受けて高く評価している者ほど、過去1年間にチャリティーに関わっておらず、またチャリティーを伴うアンケート調査にも協力しないことが明らかになった。一方で「もっともらしいウソ」を見抜いて低く評価した者はチャリティー参加率が高くアンケート調査にも協力的である傾向が浮き彫りになった。

 この結果を踏まえて研究チームは「もっともらしいウソ」への評価が、その人物の向社会的言動(prosocial behavior)を占う指標になると言及している。その人物の社会性、社交性を推し量るにはチャリティー活動やボランティア活動が目安になりそうである。

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