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2019.01.05

コラムニスト・亀和田武が総括する2018年伝説を作ったヒーローたち

想像しなかった人が話題に!

テレビウオッチャーのコラムニスト、亀和田武が今年、茶の間をにぎわせた人物を総括! その答えは!?

その年を象徴するスターが生まれる条件とは

 人々を熱狂させるヒーローやヒロインは、意外な方角からやってくる。

 例えば、夏の甲子園を沸かせた、秋田県の金足農業高校。これまでも実績のある強豪校というが、野球に無知な私は、まず校名をどう読むか迷った。「かねあし」なのか、「きんそく」なのか。ひたすら投げ抜いた吉田輝星の姿は、視聴者を虜にした。しかしエースだけが金足農の魅力ではない。強豪の横浜高校を逆転3ランで制した試合はチームプレーの賜物だ。優勝候補を相手に演じた逆転劇、それを支える〝雑草魂〟。有力候補を他県からスカウトせずに、地元の生徒でチームを組む。高校野球の原点を見せたから誰もが拍手した。

 同じ北の地から全国区に浮上した、カーリングのロコ・ソラーレ北見にも、金足農と似たドラマを感じた。冬季五輪や世界選手権の開催時には注目を集めるが、それ以外はあくまでも陽の当たらないマイナー競技だ。北見市の常呂(ところ)町で生まれた選手たちは、スポンサーがつかないため、青森や長野の有力チームに流れるしかなかった。そんな慣例を〝マリリン〟こと本橋麻里が変えた。地元に根ざしたクラブチームのLS北見。ここにもスポーツの原点がある。

 試合中の「そだねー」や「◯◯でないかい」が、どれだけ私たちを和ませたか。北海道の友人にそれを話題にしたら、みんなビックリしているという。「『そだねー』が北海道弁だって、誰も意識してなかったですもん」って。こんな道民のナイーブさが、みんなに愛されているんでないかい。

 南に目を転じれば、安室奈美恵とDA PUMPの復活が目を引く。〝平成の歌姫〟と呼ばれた安室だが、彼女は40歳を目前にした9月16日の最終公演で芸能生活に幕を閉じた。2018年ではなく、平成という時代の〝最後の秋〟に芸能界を去ったのが印象的だ。今上天皇が自ら退位を決断した姿に重なる。頂点で身を引いた安室ちゃん。かっこいいよ。

 そしてDA PUMPのISSAも10年ぶりの復活を果たした。頂点から堕ちた後に、『U.S.A.』を引っさげて、明るくダンスするISSAのドラマもまた胸を打つものがある。

 南や北といった土地とは異なる〈場所〉からも人気者は生まれる。さしずめドラマ『おっさんずラブ』で大ブレークした田中圭が、その代表か。うまい役者だ。この数年、重要な脇役として毎クール、ドラマ出演している。深夜ドラマで、女にモテない青年が、人生最大のモテ期を経験。ふたりの男から求愛されるのだ。誰も予測しなかった〝純愛ドラマ〟の大ヒットで、田中圭はドラマ各賞を総ナメだ。

 大谷翔平の活躍も、アメリカでは予想外だったろう。メジャーでどこまで通用するのか。そんな懸念はシーズン開幕からすぐに吹き飛んだ。二刀流なんてありえない。そんなメジャーの常識に、日本人が揺さぶりをかけた。快挙である。負傷と手術によって、大谷がどこまでアメリカ野球を変えられるかを見届けられなかったが、今後が楽しみだ。

 大物なのに愛される。日本人は判官びいきだから、意外とこれが新しい。浅田真央のいない虚しさを埋めるべく、健闘したのが羽生結弦だ。巧いから愛されるのではない。負ければ悔しがる姿が、アスリートらしいからユズ君は好かれる。

 キムタクと工藤静香の血を受けたKōki,への評価が賛否両論こもごもなのも、意外性や秘められた物語の欠如ゆえではないか。話題性だけでスターは誕生しない。

日本人初!全米オープン制覇

〈DIMEベストヒットランキング4位〉プロテニスプレーヤー 大坂なおみ選手

大坂なおみ選手

「やりたくないことやってる暇はねぇ」

たどたどしい日本語がカワイイと評判だったが、全米オープンの覇者となり、実力でも一躍時の人に。東京五輪の強化選手にも選ばれ、活躍を期待される。

25年の音楽活動に終止符

〈DIMEベストヒットランキング16位〉歌手 安室奈美恵

安室奈美恵「誰にでも可能性はある。私も最初はゼロだった」

90年代に、アムラーブームを起こした歌姫が9月16日に引退。〝アムロス〟現象により、ラストツアーを収録したライブDVD&BDがミリオン達成した。

2019年は日本ハムで活躍!

〈DIMEベストヒットランキング40位〉金足農業高校 吉田輝星選手

吉田輝星選手「超えたい、ではなくて、超えます」

100回目の甲子園を盛り上げたのは、意外にも県立農業高校の投手。惜しくも準優勝だったが、ひとりで投げ抜く姿が感動を呼んだ。

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