
2019年はQRコードを使ったスマホ決済動乱の年になるかもしれない。LINE PayやAmazon Pay、Origami Pay、PayPayなどといったサービスが台頭している。中でも2014年12月にサービスを開始した「LINE Pay」(LINE)と2018年10月にサービスを開始した「PayPay」(ソフトバンク/ヤフー)は、あらかじめ残高をチャージするタイプの決済サービス。これら2つのサービスの違いを詳しく見てみよう。
キャッシュレスの理想形はLINE Payに軍配
まずは決済方法の違いから。以下の表に決済方法の対応についてまとめた。
PayPayではQRコードまたはバーコードを表示するか読み取るかして支払う方法のみ。LINE Payでは、PayPayの決済方法に加え、JCBブランドが付いたプリペイドカード、QUICKPayによる非接触決済も利用できる。「LINE Pay」に対応していない店舗でも、JCBブランドのカード決済に対応しているか、非接触のQUICKPayに対応していれば、LINE Pay残高を使った決済が可能になっている。
PayPayの画面インターフェイス
ホームから残高をタッチすると残高が確認できる。支払いを行うには「スキャン払い」を選択するかバーコードとQRコードを表示して読み取ってもらう。
支払い方法はPayPay残高とVISA/Masterブランドのクレジットカードおよびヤフーカードが利用できる。残高チャージは登録した銀行口座またはヤフーカードからできる。