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2018.11.27

EDM好きの社長が手がける、人とAIとデータベースによる飲食店のマーケティング施策

あなたが今夜予約した飲食店もCS-Cのアルゴリズム対策によるかも!?テクノロジーで飲食店の人手不足を解消!!

あなたが検索してる「食べログ」や「ぐるなび」などの飲食店情報。それらを人とAIとDBによる最適化でマーケティング支援している株式会社CS-C。導入企業が1万店舗に達したという同社の椙原健(すぎのはらたけし)代表取締役に、サービスの概要や今後の展開などについて聞いた。

検索エンジンやメディアが好むアルゴリズム対策

――事業内容について教えてください。

主に飲食店を中心に、WEBまわりの作業を丸投げしてもらう会社です。チェーン店向けのコンサルティングサービス「C+」と、個人店舗向けのコンサルティングシステム「C-mo」を提供しています。

――「C+」からお伺いできますか?

例えば、イタリアンのお店で女子会のお客を取りたいなら、インフルエンサーを使ったりInstagramのプロモーションなどを設計します。

ファーストステップは、チェーン店さまの各店舗ごとに市場調査をして、プロモーション設計をします。同じチェーン店といえども、場所によって客層が全然違いますから、各店舗ごとに市場調査を行うことが必要です。

「C+」には、1日1万店舗のデータが上がってきます。データを見ながらこのエリアはこういうプロモーションがヒットしやすい、など判断します。

2つ目のステップは日々の運用です。例えば、「八重洲」「個室居酒屋」などと検索するとGoogleマップやぐるなび、ホットペッパーなどの検索結果が出てきます。そういったメディア、検索エンジンごとに好むアルゴリズム対策をします。どこをどう改善すれば良いか社内にマニュアルがあります。

他にはインバウンド対策などもしています。来日する旅行者は主に中国人、韓国人、台湾人です。社内に英語、中国語、韓国語が堪能なスタッフたちがいます。例えば、中国人向けなら「バイドウ」や「ウェイボー」などのSNS対策などをしたりします。

オウンドメディアの制作や運用も代行します。管理画面を作っており、予約の伸びしろが分かります。例えば、ある顧客のお店では昨年対比94.6%だったのが、当店がコンサルティングをするようになって直近1年で昨年対比107%になっています。現在、飲食店は少子高齢化、人口減少などで昨年対比を割るのが当たり前です。そんな中、弊社のお客様の平均は昨年対比5%伸びています。

費用対効果は何と20倍!

――費用はどのくらいかかるのでしょうか?

1店舗数万円から、3店舗様以上で請け負っています。少額の受注でも対策を内製化しているので、スケールメリットがあるので採算が合います。

――御社にお願いするメリットは何でしょうか?

1つには1万店舗のデータがあるのでノウハウがあることです。費用対効果も高く、業界平均5~10倍と言われている中、弊社のクライアントは20倍です。

二つ目には丸投げなので店舗の手離れが良く、店舗の深刻な課題である人手不足を解消します。

今月の売り上げ予測もできちゃう!

――次に「C-mo」について教えてください。

何と言っても未来の売り上げ予測できることがメリットが大きいです。従来、今月の売上高は月半ばで分かるのが普通です。月半ばに「売り上げが500万円になりそうだが、550万円にしたい」と思っても施策が間に合いません。それをAIが月初に精度の高い売り上げ予測を出せるのです。

売り上げ予測と達成したい売り上げに解離があれば、AIがプランニングを提案します。

WEB上の予約がどれだけあるのか、SNSのフォロワーがどれだけいるのか提示します。しかし、それだけでは何を読み取れば良いのか苦手な人も多い。そこで〇☓△で他店と比べたパフォーマンスを表示します。店舗トップ閲覧数、アクション数、アクション率を一目で判断できるようにしているのです

ほかにも、広告出稿を自動化してます。従来広告出稿のためには作成に2時間程度かかりましたが、それを広告自動作成・自動出稿システムにより3分で済むようになりました。

また、SNSでつぶやかれているキーワードやGoogleで検索されてるキーワードなどWEB上のあらゆるデータを引っ張ってきてるので、ユーザーが求めている商品をデータで出せます。商品開発に役立てることが可能です。例えば、「田町駅」「イタリアン」ならこういうものが支持されていると、ランキングで表示します。

手間を省くことも可能です。従来、メニューの変更があったらHPを直して、ぐるなびを直して、食べログを直してということをしなければなりませんでした。それが、「C-mo」ならマスターページを修正すれば全てに反映されます。ほかにも、WEB予約が増えている傾向にあるのですが、一元管理して在庫調整してるのです。

Beauty系の店舗もクライアント

――それは便利ですね。現在のクライアント数を教えてください。

総数が1万店舗です。

――前職はコンサルタントだったそうですが、飲食業界を担当していたのですか?

はい、飲食業界でした。ただ、当時はチェーンマネジメントなど組織マネジメントを得意としてました。

――創業時からこのサービスを手掛けていたのですか?

創業当初はインストアメディア事業と漫画の制作をしていました。
2012年に、お店の課題が何かと考えたとき、デジタル化、マーケティング、だと考え、試しに動いてみました。そうすると業績が目に見えて上がってきたのです。

月商が2200万円になったり、人件費を減らしたり

――御社のサービスを導入して劇的に業績が改善した事例を教えてください。

「C+」導入企業の港区の焼肉屋さんでは、月商1800万円だったのが、2200万円になりました。主な施策は、アルゴリズム対策とオウンドメディア対策です。また、インフルエンサーに集まってもらって新しいメニューの試食会などもしました。フォロワーに感想が伝わり、目に見える効果がありました。

「C-mo」を導入している千葉県にある海鮮系居酒屋の事例では、売上高が昨年対比10%以上上がってます。また、都内にあるイタリアンでは人件費を月間1万8000円減らすことに成功しました。

――今後の展開を教えてください。

飲食店、美容室、エステサロン、ネイルサロン、ホテル、カラオケ、ネットカフェなどのローカルビジネスは、国内に134万店舗あると言われています。現在、シェアが1%しかりありません。このシェアを20%にしたいですね。

そのためには、「C-mo」にさらなる投資をして店舗にとってより良いものにしていくこと、グルメ、ビューティー以外の業種を開拓するために営業、コンサルタントなどの人材採用を活発にしていきたいですね。

お店が元気になれば、結果的に地方の活性化にもつながると考えています。

――ちなみに、最後に一言。十八番の曲はありますか?笑

歌うならGLAYの「BELOVED」です。よく聴くのはダンスミュージック「EDM」です。さすがに最近はカラオケもクラブも行きませんが(笑)。

――ありがとうございました!

■プロフィール■
椙原健(すぎのはらたけし)
株式会社CS-C代表取締役
福島県相馬市出身。大学卒業後、証券会社に入社。その後大手コンサルタントファームに転職。上場外食企業を主要クライアントに活動。活動は業態開発、マーケティング、マネジメント体制の整備、人材育成、組織活性化など多岐にわたる。誰がやっても同じ成果を出せる、各々のノウハウを再現性があるものにすべくスキームを開発。コンサルティングファーム内で年に1度選出される「ベストコンサルタント」(クライアントから最も評価の高いコンサルタント)を3年連続受賞。2011年10月に株式会社CS-C設立。

取材・文/稲垣有紀

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