人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.11.26

「フレキシブルな働き方」がもたらす経済効果、2030年までに世界で10兆ドル以上に

世界的なワークスペースプロバイダーのリージャス・グルー(IWG)が運営するリージャスは、フレキシブルな働き方がもたらす効果に関する社会経済調査を実施した。

本調査は、リージャス・グループと経済学者スティーブ・ルーカス氏によって16の国と地域(オーストラリア、オーストリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、インド、日本、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、シンガポール、スイス、イギリス、米国)を対象に実施。フレキシブルな働き方がもたらす経済効果について、各国のデータから導き出された指標をもとにした経済モデルをそれぞれに適用し、2030年までにどのような影響があるかを調査、予測したもの。

調査によると、多くの先進国では2030年までに雇用者の8~13%がフレキシブルワークプレイスで業務を行うと予測されている。フレキシブルな働き方の増加により、企業は費用節約とコスト削減が実現し、生産性が向上する見込みだ。最終的には、基幹的な事業全域からサプライチェーンに至るまで経済全体に波及効果がもたらされるという。

具体的なメリットとしては、企業と個人の生産性向上、フレキシブルワークスペースの使用によるオフィススペースの経費削減、大幅な通勤時間の節約があげられる。これらすべての要因が、フレキシブルな働き方の付加価値として経済に寄与する。

また、フレキシブルな働き方が増加することで、2030年までに二酸化炭素排出量を年間2億1,400万トン削減できる可能性があることが明らかになった。

フレキシブルワークスペースの使用が増加することで、2030年までに節約できる通勤時間は35億3,000万時間以上と算出。これにより削減できる二酸化炭素は、55億本の木が10年間以上かけて吸収する二酸化炭素量に相当する。

イギリスでは、フレキシブルな働き方に移行して1億1,500万時間を節約することで、2030年までに780万トンの二酸化炭素が削減できると予測。また、米国は2030年までに二酸化炭素の年間排出量を最も削減できる国であると見込まれている。節約できる通勤時間はおよそ9億6,000万時間で、通勤手段を車に依存する労働者が多い米国では1億トン以上の二酸化炭素を削減できると予測されている。

さらに、本調査を実施した16カ国におけるフレキシブルな働き方の増加により、2030年までに世界で10兆ドル以上の経済効果がもたらされる見込みだという。

以上のことから、フレキシブルな働き方は、個人、企業のメリットのみならず二酸化炭素の削減にも有効なようだ。今後も増加していくであろう、フレキシブルな働き方がもたらす実際の効果に期待したい。

関連情報
https://www.regus-office.jp/

構成/立原尚子

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年11月16日(金) 発売

DIME最新号の特別付録は「ゴルゴ13」のオリジナル万年筆!大特集は「2018年ベストヒットランキング」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ