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2018.11.24

【海外で輝く人】大企業の安定を捨て、途上国の貧困層が稼ぐ仕組みを作る

森もえこ26歳。日本では何不自由ない暮らしを送り、新卒で入った会社では2年目にして月給100万円以上を稼ぐこともあったキャリアウーマンだった。そんな順風満帆な日々を捨て、マレーシアに移り住んだ理由とは。

この生活があと40年間続くのか・・・

もえこが20歳の時、初めての海外旅行でインドを訪れた。そこで目の当たりにしたのは、路上で生活する家族や、裸で過ごす子どもたち、明日生きることさえ保障されていない世界だった。この瞬間、彼女の世界が変わった。インドから帰国後、「子どもたちが満足に暮らすために、自分には何ができるのか。」そればかりを考えるようになった。「アジアに住みたい」そんな気持ちを抱えながらも、踏み出すことができず、大学卒業後は、日本で就職することを選択した。仕事は多忙を極め、7時に出勤し、帰宅は日をまたぐ日々。家は寝に帰るだけだった。それでも地道に仕事に取り組み、社会人2年目にして多い時は月給100万円を越すほどだった。仕事が好きで、充実していた。しかし、ある日いつものように冷たいコンビニ弁当を食べている時、ふと思った。「この生活があと40年間続くのか・・・。」食べるものも十分にない貧困層のために、雇用を生み出したいという想いは、実現どころか、そのために何ひとつ出来ていない。アジアにある支社に異動するには、少なくとも5年はかかるという。「この生活に終止符を打とう。」もえこはついに一歩踏み出す決意をした。自分でお金を生み出す力をつけるため、WEBマーケティングを学び、会社員3年目に退職した。

「不安」こそがモチベーション

退職後は不安しかなかった。「この先どうなっていくのだろう。」そう考えると気分が落ち込んだ。そんな時、偶然Facebookである投稿が目に飛び込んできた。マレーシアで一緒に働く人を募集している、という内容だった。思わずクリックすると、求める条件が10個ほど記載してあった。その条件をひとつずつ読み、頭の中でチェックをしていく。「これは当てはまらない。これも当てはまらない。」スキルや経験など、どれもこれも、該当しないものばかりだった。しかし、たった1つだけ当てはまるものがあった。「高いモチベーションを持って働くことのできる人。」もえこは、「これは当てはまる!!」そう思い、応募することにした。面接ではスキルや経験についての質問はほとんどなく、社長はもえこの「途上国の人々の豊かな生活をつくるために働きたい」という話に耳を傾け、こう尋ねた。「いつから移住できる?」もえこは、「明日にでもできます!」と、勢い良く答えると、「明日からビザの準備をするから、ちょっと待って。」と、社長は笑った。不安だらけで会社を辞めた1ヵ月後、もえこはマレーシアへ飛び立った。

マレーシアでは、会社がシェアハウスを用意してくれた。家具家電付きの4 LDKを同僚とシェアする。夢にまで見た海外生活がはじまり、もえこの中にあったのは、ワクワク感や期待ではなかった。「この会社に追い出されたら家もでなくちゃいけないし、マレーシアにいられなくなる。日本に帰国することになっても、また高い税金を払わなきゃいけない。」頭に浮かぶのはそんな不安だけで、すぐ先の未来さえ見えなかった。もえこの中にはいつも「不安」があった。「不安だから行動する」「不安だから必死になる」不安がモチベーションや行動を生み、それが結果につながっていた。

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