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2018.11.27

自分でブレンドして世界にひとつだけのワインを創るサービス「WINE BLEND PALETTE」体験レポート

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

複数のワイン原酒をブレンドして作る「アッサンブラージュ」

 世界中のワイナリーで行われている、さまざまな特徴を持つキュヴェ(ワインの原酒)をブレンドすることでワインの個性を創る「アッサンブラージュ」。アッサンブラージュは組み立てるという意味があり、ワイナリーでも一部のブレンダーにしかできない特別な工程で、その年の収穫したブドウの状況によりブレンドすることでワイナリーやブレンダーの個性が出る。ブレンダーにしかできなかったアッサンブラージュを簡単に誰でも体験できるのが、11月スタートしたキッコーマンの体験型サービス「WINE BLEND PALETTE」だ。

「WINE BLEND PALETTE」はウェブコンテンツと実体験コンテンツがあり、ウエブサイトでは、ネット上でアッサンブラージュ体験ができ、自身で創ったワインを1本単位で購入できる(キュヴェの比率によって1本単位の価格は異なる)。さらに創ったワインを公開、シェアして他のユーザーと交流したり、他のユーザーの作ったワインを購入することも。

 実体験コンテンツは定期的に実開催される約2時間のワークショップ(7000円・税抜以下同/開催場所等詳細はサイトを参照)でアッサンブラージュを体験する。創作したブレンド比で製造したフルボトルのワイン1本が後日送られてくる。ワインのラベルにはQRコードがあり、自身で創ったブレンドを確認できる。また、自宅で体験したい場合は5種類のキュヴェとスポイト、創り方ガイドなどがセットになった「アッサンブラージュ・ボックス」(3900円)をサイトにて販売している。

アッサンブラージュ ワークショップを体験

 アッサンブラージュの魅力は、組み合わせによって個性が生まれ、味わいが変化するということ。例えば、渋み、余韻が強いキュヴェのカベルネ・ソーヴィニョンに、香りに特徴のあるメルローのキュヴェを加えることでカベルネになかった特徴が生まれ、さらにプティ・ヴェルドという厚みや余韻に特徴を持ったキュヴェを加えることで、単体では出なかったさまざまな特徴を持ったブレンドワインができる。複数のキュヴェを調和させることで全体の味わいがなめらかになったり、相乗効果が生まれたりして、味のボリュームの幅が広がる

 アッサンブラージュ体験は5種類のキュヴェから(ウエブの体験コンテンツは7種類)パーセンテージによるパラメーターでブレンド比率を設定して組み合せる。ボルドー大学ワイン醸造学部で学び、フランスの国家資格「ワイン醸造士」を取得したマンズワイン小諸工場長の武井千周さんが講師となり、アッサンブラージュ ワークショップの一部を体験した。

〇ステップ1・それぞれのキュヴェの特徴を把握

 5種類のキュヴェを30mlほどグラスに注いでテイスティングして、それぞれの特徴を確認する。香り、味に一番影響を与えるのはブドウ品種。品種を理解することでアッサンブラージュにつながる。テイスティングはまず色を見ることから。前にグラスを傾けて、エッジの部分で色調を確かめ、グラスの厚みがある部分で色の濃さ、薄さを見る。この時点で一度グラスを鼻に近付け香りを確かめる。さらにグラスを回す「スワリング」を行うことで、酸素をワインに取り込み、隠れている香りの要素を引き出す。

 スワリングした後、再度香りを確認。それから口に含み、口に入った瞬間にどのような印象があるか、少し口の中で含むようにして口の中で広がっているときの酸味、甘味、苦味のどれが一番強く感じるかを確認する。確認が終了したら、テイスティングの際は酔わないように口の中のワインを吐き出し、残った香り、余韻を確かめる。

〇ステップ2・テーマを決めて完成ワインをイメージする

 自分好みのワインといえシーンや料理とのペアリングで異なってくる。そこで創るワインはどのようなテーマを持っているかを考える。「味わい」にこだわる場合は、フルーティーなものが好きか、ボディがしっかりしているものが好きか、「料理との相性」なら、ステーキや和食、お気に入りのチーズなどマリアージュを考える。「飲むシーン」なら、パーティー、女子会、夫婦でくつろいでいるとき、昼間から飲みたいなど、また「飲むときの気分」は、ゆったりしたい、うれしい日に飲みたい、テンションを上げたいなどを考える。

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